フルーティアふくしま号 と SLばんえつ物語 


2015年10月23日~24日

( )は、乗車車両の車号です
  今年の夏の旅行は「北陸新幹線で黒部峡谷パノラマ展望ツアーに行きましたが、本来は車内でスイーツを味わえる走るカフェ「フルーティアふくしま」の乗車を希望しておりました。しかしながら空席がなく断念することとなりました。今般この「フルーティアふくしま」のチケットを購入できプチ旅行に出かけました。連合いも一緒です。

 きっぷの手配ですが、「フルーティアふくしま」の乗車については旅行商品であるため、乗車1ヶ月前にみどりの窓口で指定席券を購入するわけではありません。あくまでも、びゅう(JR東日本の旅行業)の旅行商品を手配します。
従って、
びゅうの
JR+宿泊の旅行商品にオプショナルとしてフルーテイアふくしまの指定席券(スイーツセット含む)をセットする。
びゅうの日帰り旅行商品にセットする。
びゅう旅行商品 乗車券+フルーテイアふくしま指定席券(スイーツセット付き)
を手配をするかになります。

なお、10月~11月乗車分の発売日は8月25日14時からです。
座席が少なく予約がかなり困難ということで、発売開始の8月25日14時に購入することとしました。購入が乗車予定日の2ヶ月前となるため、はっきりとした旅行計画が立てられず 「びゅう旅行商品 乗車券+フルーテイアふくしま指定席券(スイーツセット付き)を購入することとしました。

 
フルーティアふくしまパンフレット首都圏版 SLばんえつ物語パンフレット
 
 
 フルーティアふくしま
デビュー当時パンフレット
 SLばんえつ物語号
デビュー当時パンフレット


フルーティアふくしま

福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツを車内で提供する「走るカフェ」
2015年4月25日より、土休日を中心に郡山~会津若松間を1日2往復運転する観光列車。
定期列車と連結しての運転である。なお、一般車両との通り抜けはできない。
719系2両を改造、2号車は各席テーブル付きの客席車両、1号車はカフェカウンター車両である。
座席は、4人席が6ヵ所 2人席が4ヵ所 1人席が4ヵ所 である。
全席スイーツセット付きの旅行商品として発売。

 8月25日にびゅうに出向き、乗車日については複数候補をあげ、乗車列車はフルーティアふくしま1号の2人席で希望しました。1号が取れたら復路の4号も2人席限定で頼みました。
結果として、第一希望の乗車日(10月24日)で取ることができました。但し、復路の4号の2人席は満席で取れませんでした。2ヶ月分の一斉発売なのに、2人席はあっという間になくなるみたいです。
なお、座席位置も決まっていますが発券は10月となります。

1号   郡山 9:40発   会津若松10:54着    2号   会津若松11:07 郡山12:09着
3号   郡山12:43発   会津若松13:54着   4号   会津若松15:06 郡山16:20着


9月中旬
 「フルーティアふくしま」の乗車もあと1ヵ月に近づき、新幹線の特急券の手配の時期に近づいたので、真面目に旅行計画を練ることとしました。 「フルーティアふくしま」の乗車日前日の、10月23日宿泊の郡山のホテルは既に予約してあります。
10月23日は、雨天でも観光できるよう、リカちゃんキャッスル、あぶくま鍾乳洞、入水鍾乳洞に行くことにしました。
10月24日は、 「フルーティアふくしま」号乗車を終えた後、会津若松を少し観光し、
「SLばんえつ物語」号に乗車し、新潟経由で帰ることとしました。
なお、23日の、リカちゃんキャッスル、鍾乳洞はレンタカーで廻ることとしました。

鉄道乗車については、次のような行程になります。
東京都区内→(東北新幹線)→郡山→(フルーティアふくしま
→会津若松→SLばんえつ物語→新潟→(上越新幹線)→東京都区内

 レンタカーは、JRのレール&レンタカーを利用しました。乗車券が2割引、特急券が1割引とかなりお得になります。
そして、「SLばんえつ物語」はグリーン車が人気なようです。入手困難ということで発売日の1ヵ月前に確保しました。
「フルーティアふくしま」の旅行商品には、郡山→会津若松の乗車券も含まれているので、東京都区内→郡山 と 会津若松→東京都区内 の乗車券を購入すれば良いのですが、遠距離逓減制(乗車距離が長くなるほど1キロメートルあたりの運賃が安くなる)によりこの区間も重複して購入する方が安くなるため、東京都区内→郡山→会津若松→新潟→東京都区内の乗車券を購入しました。なお、1枚の乗車券ではなく連続乗車券となります。

 
 申込金預り証

駅レンタカー券


 **2015年10月23日(金)**  晴れ

東京 8:48発 
やまびこ43号  郡山 10:06着  
レンタカー
 郡山10:30発  リカちゃんキャッスル・あぶくま洞・入水洞  16:11 郡山で返却

 東京駅を出発し
(E526-219)1時間18分で郡山へ到着します。早速、駅レンタカーの営業所に向かいます。手続きをして、レンタカーでリカちゃんキャッスルへ、その後あぶくま鍾乳洞と入水鍾乳洞を観光いたしました。その後郡山へ戻り、レンタカー返却後、駅からほど近いスペースパークのプラネタリウムで楽しみました。
 本日訪ねた、あぶくま洞は、今まで観光した鍾乳洞の中ではハードでしたが、その後行った、入水洞は更にハードでした。一番お気軽なコースを選んだにもかかわらず、天井部分も低い所が多く頭をぶつけ、中腰でも進むのが難しく、でしゃがんで進む部分もあり、狭い所では壁に体がくっ付くという、今まで経験した中で最もハードな鍾乳洞でした。
なお、あぶくま洞は観光客がそれなりにおりましたが、入水洞は我々だけでした
 
企画乗車券
 レール&レンタカーにより2割引
左上にR&R 中央に2割と表示


特急券
 
 レール&レンタカーにより1割引
左上にR&R 中央に1割と表示
 リカちゃんキャッスル

あぶくま洞
 
 レンタカー不乗証明書
予定より早く返却したため払戻を受けられる

郡山ビューホテルアネックス泊

 
 **2015年10月24日(土)**  晴れのち雨(新潟)

郡山 9:40発 フルーティアふくしま1号  会津若松 10:55着
会津若松 15:25発 SLばんえつ物語  19:03着 
新潟 19:23発 とき346号  上野21:22着

 いよいよ「フルーティアふくしま」への乗車であるが、今朝からカメラの調子が良くない。縦線が入り、発色もセピア色である。10時前なのでカメラを買うこともできず、落ち込みながら乗車する。この後は、SLばんえつ物語に乗車なので更に落ち込んでしまう。
車内はほぼ満席。
(クモハ719-701)ほぼというのは4人席に3人の組合せがあったからである。また、車内はほとんど女性客。一部はカップルと家族連れ。なお、1人席も並びで取ればカップルでの利用も悪くない。カウンターではあるが座席が窓側を向いているので良い感じである。
4人席、2人席のテーブルは台形である。その形に座席を合わせているため、小田急VSEのように窓側に少し傾けて座席が配置されている。
乗車時間が約1時間と短いため、出発後すぐにケーキとジュースが配られてくる。その間も、何枚も写真を撮るがすべてダメである。やむを得ずスマホで撮るしかないのかと諦めつつも、最後の手段で思いっきりカメラを叩いたところ、何とカメラが復活。会津若松でカメラを買わずに済みました。

ちなみに、ケーキが入っている白い箱のシールには、ルヴェルジェ と書かれています。福島のフルーツタルトショップです。

 
 契約乗車票(フルーティアふくしま)
バウチャー券

 
乗車証明書
 

 ケーキ2個 桃のジュースとコーヒー

 1号車カフェカウンター

シ(食堂車)の形式
制御食堂車

 グッズを購入  垂れ幕でお出迎え

会津若松でプチ観光をします。時間が余りないので鶴ヶ城だけにとどめます。鶴ヶ城観光をし昼食を取り会津若松駅へと戻りました。
なお、交通機関はバスを利用しました。会津バスのまちなか周遊バスです。

 
 
鶴ヶ城

 保存動輪 会津若松駅
まちなか周遊バスフリー乗車券


いよいよSLばんえつ物語に乗車となります。撮影(2008年11月)に訪れたことはありますが乗車は初めてです。
なお、乗車時間は3時間半と結構長いです。
 
 2008年11月撮影

発車時刻が近づくと汽笛が聞こえ石炭の燃えるにおいが漂ってきます。改札を入り、ホームへと向かいます。
やがて、SLばんえつ物語が後進で入線してきます。ホーム新潟寄りに皆が集まってきます。
あっという間に、発車の時刻となり車内に入り席に着きます。(スロフ12 102汽笛とともに列車はゆっくと走り始めます。

出発後、車掌が挨拶とともに検察を開始、グリーン券にスタンプを押して行きます。その後、女性乗務員が乗車証明書を配布しました。
そこで席を立ち5号車売店へ向かいます。グリーン車は満席でしたが、普通車はガラガラです。1車両に数名程度しかおらず殆どのBOX席が空いています。売店で生ビールと弁当を購入し席へ戻ります。弁当はこの後の新幹線車内で食べる予定です。SLばんえつ物語が遅延した場合を考え早めの購入です。
会津若松出発後、1時間で野沢駅に到着。停車時間が10分あるため、皆ホームに降りました。思い思いに写真を取ったりしています。
野沢駅を出発すると女性乗務員によりジャンケン大会が始まりました。勝者数名にはオリジナルストラップが進呈されるようです。残念ながら勝てませんでしたが。
その後、外は暗くなり、雨も降り始めました。
そうこうするうちに、津川駅に到着。15分停車ですので、真っ暗ではあるが雨も小降りのようなのでホームへ降りてみますが、また、雨が強く降ってきます。従って、慌てて車内へ駆け戻りました。
雨が降りしきる中、SLばんえつ物語は走り続け新潟駅へ到着しました。
ここで、上越新幹線E215-25に乗り換え帰路へ着きました。

SLばんえつ物語

C57 180 が牽引する観光列車。
1999年4月29日よりSLばんえつ物語号として運転。現在はSLばんえつ物語。
土休日を中心に新潟~会津若松間を運転。冬季は休業。
新潟市立新津第一小学校に保存されていた機関車を修復したものである。


 
 電光掲示板 入線前

 SLばんえつ物語号 発車前

スロフ12 102
 オコジョ(イタチ科の動物) オコジロウ

4号車(展望車) 
乗車手帳
 
 
グリーン券(SLばんえつ物語)

 検札印
 グリーン車記念乗車証

 裏面
 
 4号車(展望車) に設置のポスト  ばんえつ物語のポストから
送った郵便の消印