鉄の夫婦旅行 (普通の旅のはず) 乗りつぶしではありません
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( )は、乗車車両の車号です |
鉄の旅行と言えば、乗りつぶしを軸とし、興味のある路線、興味のある車両に乗りに行くのが常であるが、乗りつぶしの絡まない通常の旅行にはどのくらい鉄分が含まれているかを紹介してみます。私にとっては、ごくごく普通の夫婦旅行でありますが。 目的地 ・奥祖谷観光周遊モノレール(徳島県) ・出雲大社(島根県) 旅行で行きたい、主要地はこの2ヶ所となりました。 出雲大社は、前々から連合いが行きたかったのですが、遷宮(2013年)が終わるまで待っておりました。遷宮から1年達ったので混雑も収まったと考え、今回参拝いたします。 奥祖谷観光周遊モノレールは、3年前に祖谷温泉に宿泊した時にその存在を知り、ぜひ乗って見たいと思っておりました。その理由は何と乗車時間が65分だからです。もちろん、正式な鉄道ではなく、ラック式モノレールですが。しかも、カブトムシをモデルにした車両です。ここも連合いの希望です。普通の旅行というのが、怪しくなってきましたが。 この2ヶ所に観光地をいくつか組み込み旅行を計画します。なお、往復はJALのマイルの特典の無料航空券により航空機を利用します。飛行機の空き状況により、往路は徳島空港、復路は出雲空港を利用することとなりました。しかし、毎度のことながら、マイル利用の航空券は乗りたい便には乗れませんねぇ。 目的地の第一優先は 奥祖谷観光周遊モノレールです。このモノレールは営業時間が8時30分~16時で、車両は2人乗りで4分毎の発車です。従って、1時間に15組しか乗車できません。電話で問い合わせたところ、平日は混まないらしいが、土日は多少混雑もあるとのこと。午前に到着すれば乗車できないことは、まずないとのことです。 ということで、少しでも早く到着するよう、奥祖谷観光周遊モノレールへの交通手段は徳島空港よりレンタカーを利用することとしました。そして、後の心配は天気です。5月末ということで梅雨入りをしているでしょうか。荒天の場合はモノレールは運休しそうです。 予定では、正午頃、モノレールに到着するのですが、モノレール乗車のためにどのくらい待つのか見当がつきません。従って、初日の観光は、基本的にここだけと予定しました。最悪3時間くらいの待ち時間は覚悟です。・・・そして、初日の宿泊は岡山とし、2日目はJRを利用し、玉造湯温泉(島根県)に宿泊します。最終日に出雲大社を参拝し帰路に着く2泊3日の旅程を立てました。 **2014年5月1日(金)** 晴れ 羽田空港 7:20発 JAL1431便 徳島空港 8:35着 トヨタレンタカー 徳島阿波おどり空港9:00発 12:00着 奥祖谷観光周遊モノレール 当日は好天。レンタカーを借ります。 車種はアクアで、19,440円 岡山駅前店に20時までの返却です。 そして、いよいよ、奥祖谷観光周遊モノレールを目指します。まずは、徳島自動車道で徳島から美馬を利用します。途中SAに立ち寄り美馬までは約1時間、美馬からは、一般道で奥祖谷へ向かいます。 美馬のインターを降りてすぐに対面通行のできない一車線の道路となりました。対向車とすれ違う場合は、退避場所を利用することとなります。もちろん、このような道を走った事はありますが、対面通行のできない道路を、こんなに長い距離を運転したことはありません。さすがに、この状況が2時間も続くと疲れました。 車はどんどん山道へと進みます。3台並んで走っていましたが、対面通行ができないため、先頭車両は先頭を譲りたがります。阿吽の呼吸で先頭を交代し先へと進みました。 途中、剣山を通り過ぎます。ロープウェイに乗りたかったのですがここは我慢です。そして、ほぼ予定どおりの12時少し前に現地へと到着いたしました。 |
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奥祖谷観光周遊モノレール乗車 12:15発 13:17着 車を駐車後、すぐにモノレールへと向かいます。乗り場は駐車場からはすぐ近くのところでした。駅に着くと先客が数名いましたが、3組目ぐらいの発車に乗れそうです。 そして、いよいよ乗車です。係りの方から説明を聞き乗り込みます。モノレールは、発車し、カタカタと進みます。左へカーブし、これから上りが続きます。車両が上りにさしかかると何とシートが傾きます。このモノレール、勾配に合わせてシートが傾く優れものです。モノレールは、複線区間を過ぎ単線区間へと分岐します。時折、時計を見ますが、まだまだ、たっぷり乗車できます。モノレールは、林の中を進んで行きます。景色の変化は余りありませんがとても楽しいです。モノレールは最高地点を通りすぎ、ここからは下りとなります。やがて、複線区間へと戻ります。たまに他の車両とすれ違います。ここでは、手を振るのがお約束です。 やがて、1時間がたち、いよいよゴールです。ほんとうは、もう1周したかったのですが、いやしの温泉郷ホテルかわせみで昼食をとることとしました。 |
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奥祖谷観光周遊モノレール 14:00発 与島パーキングエリア 16:30着 岡山 18:30着 県庁通り 20:28発 岡山駅前 20:35着 昼食後、岡山へと向かいます。ナビに従って運転します。この道路も狭いですが美馬からモノレール(三好市東祖谷)までのルートよりは、はるかに運転しやすいです。車を走らせ1時間ほどで大歩危へ着きます。狭い道はここで終りです。 さらに大豊ICへと向かい、ここから高知自動車道を進みます。車は、高知県から愛媛県へ入り、そして香川県へ、その後、いよいよ瀬戸大橋を渡ります。列車では幾度と渡った橋も車で渡るのは初めてです。感想を言うと列車からの景色の方がはるかに良いです。列車からですと下(海)が良く見えるからです。 与島パーキングエリアでしばし休憩します。景色がとても良いです。記念写真を数枚撮りました。 ここでは、「JAL麗らか四国」キャンペーンで機内でいただいたクーポンブックの特典で 売店で、うどん をいただきました。 その後、パーキングエリアを後にし岡山へと向かいます。岡山駅が近づくと渋滞に巻き込まれましたが無事車を返却いたしました。 ホテルにチェックイン後、すぐに、夕食を取りにホテルから外出いたしました。・・・うどんを食し、帰りは路面電車を利用しました。(7501) ホテルグランヴィア岡山 宿泊 |
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**2014年6月1日(土)** 晴れ 岡山 9:05発 やくも5号 米子 11:15着 11:30発 境港 12:20着 水木しげるロード 観光 タイムズカーレンタル 配車ミスにより 15:30発 足立美術館 玉造温泉 18:20着 今日は、山陰へと向かいます。島根県の玉造温泉に宿泊予定です。 岡山駅でお土産を購入し、宅配で送ります。なお、お土産は、ピオーネ(ぶどう)の缶詰、讃岐うどんなどです。 やくもの特急券は、1ヶ月前に購入済み。先頭車両(パノラマ型グリーン車)の1番前の座席を購入済みです。時刻表には、車両都合によりパノラマタイプではない車両で運転されることがあります と記載がありましたが、予定どおりパノラマ型グリーン車が運用されました。 この、車両は運転席の後ろがガラス張りになっており、正面の景色が見えますので前展望を楽しむことができました。 定刻に岡山を出発し、倉敷を過ぎると山陽本線と分れて、伯備線を進んで行きます。山の中を高梁川に沿いながら走ります。車掌から分水嶺の案内があり日本海側へと進みます。・・・約2時間の乗車を終え米子駅で下車し境線へ乗り換えます。 |
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本日最初の観光地は、境港です。水木しげるロードを中心とした散策で楽しみます。 境港へは境線で向かいます。なお、米子駅から境港駅を結ぶJR境線では、鬼太郎列車を初めとする妖怪列車が運行されています。 車体には鬼太郎ファミリーのキャラクターがペイントされており、車内にもイラストが描かれています。また沿線上の各駅は妖怪の名前を愛称としています。 ちなみに、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」です。 ということで、記念撮影をし、車両に乗り込みました。 |
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境港駅に到着し、街を散策します。観光客も結構訪れています。水木しげるロードの商店をブラブラ見て回ります。妖怪のブロンズ像もあちらこちらに設置されています。妖怪神社に立ち寄った後、昼食で海鮮丼をいただき、水木しげる記念館、妖怪楽園等を見て回りました。 |
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14時30分から、レンタカー を予約していたので駅の隣のタイムズへ向かいましたが、ここでトラブル発生です。予約していたのに車が配車されておりません。 凡ミスもいいところです。タイムズに向かう前にも、確認の電話を入れていたのですがその電話にも誰もでず対応悪すぎます。結局、米子空港からの配車を待ち1時間遅れでの出発となりました。 予定では、ダイハツタントのCMで有名になったベタ踏み坂の江島大橋を渡り、江島大橋の写真を撮り、足立美術館へ行く予定であったが、足立美術館の閉館時間17時30分を考慮すると結構きつい予定となってしまいました。仕方なく、たベタ踏み坂は通行するだけにし撮影はあきらめることとしました。 このベタ踏み坂、コマーシャルでは急勾配を上っているようだが、実際車で通るとそんなに急勾配に感じません。車から取った写真のとおりです。 下のリーフレットのような写真をとるには、特定の位置、角度からの撮影が必要となります。残念ながら、タイムズカーレンタルのミスにより写真を撮ることはできませんでした。 気を取りなおして足立美術館に向かい、庭園等鑑賞後、玉造温泉へ車を走らせました。1時間程で玉造温泉へ到着し、玉造湯神社に参拝し、今日の宿泊宿 白石家にチェックインしました。 出雲玉造温泉 白石家 宿泊 このホテル、夜にロビーで民謡のショーが行われます。その時間に大浴場へ行ったので貸切状態となりました。 |
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朝食後、温泉街を歩いてみます。神話にちなんだプロンズ像が川沿いに設置されています。ここでは、清巌寺へ立ち寄りました。ここにある、おしろい地蔵は、自分の肌の悩む部分と同じところにおしろいを塗って祈願をします。ちなみに、お地蔵さまの顔は真っ白でした。 玉造温泉 9:50発 八重垣神社 10:10着 須佐神社 11:40着 旧大社駅 12:30着 出雲大社参道 13:00着 出雲大社 レンタカー返却 出雲空港 16:30着 出雲空港18:15発 JAL1672便 羽田空港19:35 |
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宿に戻り、チェックアウトをし、レンタカーで出発です。まずは、八重垣神社へ向かいます。 ここは鏡の池での縁占いが有名です。水面に10円硬貨を載せた占い用紙を浮かべ、沈む時間が早かったら良縁までの時間も短い。長かったら良縁までの時間が長いというものです。また、沈んだ場所の遠い近いで、結ばれる人が遠いか近いかということになります。 その後は、須佐神社へ。少し遠いのですが道は空いており快適でした。1時間半で到着し、参拝し、連合いは御朱印をいただきました。 そして、目的地出雲大社へと向かいます。とはいうものの、出雲大社に到着する少し手前で旧大社駅に立ち寄ります。私にとっては24年振りの訪問です。数名の観光客(鉄ちゃん)がおりましたが、のどかでノスタルジックでした。 大社駅は、大社線 出雲市-大社 の終着駅で1990年3月31日をもって廃止となりました。(正式な廃止日は翌日) 駅舎は純日本風の木造平屋建てで、、国の重要文化財に指定されています。 ちなみに私は、大社線最終日の最終列車(大社発)に乗車しております。1990年3月30日に寝台特急出雲号に乗り出雲へと向かい、翌朝、大社線に乗車しました。そして夜に再び大社駅へ行きました。そこで、大社発出雲行最終列車(車両はキハ28 2183)に乗り込みました。様子はというと、車内は混んでいたものの超満員ではありませんでした。乗らずに見送っていた人も大勢おり、花火が打ち上げられる中を出発したと記憶しております。大社駅を21時44分に出発し57分に出雲駅へと到着しております。 |
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大社駅で、何枚か写真を撮り、こんどこそ出雲大社へ向かいます。参道脇の駐車場に車を止め、まずは出雲蕎麦を食します。そして、いよいよ今回の旅行の目的地出雲大社へと足を踏み入れます。激混みではないがそこそこの参拝客がおります。境内をゆっくり移動し参拝をすませ、連れ合いはご朱印をいただきます。すると、御朱印を書いていた人からお詫びが、記した日付を間違えておりました。朱印帳の次のぺージに書き直し、こういうこともあるよと気にせず神楽殿へ、ここではご存知巨大なしめ縄の写真を撮影します。その後、参道の土産店を覘きながら駐車場へと向かいました。 いよいよ旅行は終了です。出雲空港へと車を走らせます。タイムズ カーレンタルの出雲空港前店に車を返し空港まで送っていただきます。空港で軽い食事を取り羽田へと飛び立ちました。 |
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ということで、2泊3日の乗りつぶしなしの旅行に行ってきました 。多少の鉄分が含まれていたかも知れませんが、毎回このような感じです。多少の鉄分も連合いにとっては変わってて良いのではないかと勝手に考えておりますがいかがでしょうか。
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