飛鳥Uクルーズ(清水港へ)番外編


2012年11月2日〜3日

( )は、乗車車両の車号です
 客船 飛鳥U に乗船したいということで、今回旅行会社からクルーズを申込みました。会社の休みと予算の関係から、週末、1泊の船旅です。
 (今回利用したのは、横浜・清水ワンナイトクルーズ Dバルコニーです) 株主優待券で下記料金から1割引となっております。

 なお、飛鳥Uでは、有料のものは、レストラン海彦での食事、ルームサービス、アルコール飲料、バーでの飲み物、 ショップでの買い物、スパ 等である。
うまく、組み合わせれば色々食べることも可能である。なお、寝台車(鉄道)でさえあるのに、寝まきは用意されておりません。

横浜・清水ワンナイトクルーズ
11/2 横浜17時出航  11/3 清水10時入港    旅行代金 Dバルコニー 72,000円  大人1名
ドレスコード インフォーマル   食事 夕、朝

 10月20日 乗船券とともに受け取った案内に、ドレスコードが インフォーマル と記載。 ネットの個人のブログ等を調べあさったが、結構フォーマルに近い出で立ちの方も多いよう。結局、連れ合いと私の洋服をデパートで購入 合わせて約15万円。

飛鳥U
船籍港 横浜港       所有 郵船クルーズ株式会社
起工 1989年4月14日   進水 1989年9月30日 竣工 1990年6月21日   三菱重工業長崎造船所
クリスタル・ハーモニー(Crystal Harmony)」(バハマ船籍)として就役したが、2006年1月郵船クルーズが買い取る
命名 2006年2月26日(飛鳥IIとして)   就航 2006年3月17日
総トン数 50,142トン    全長 241 m    全幅 29.6 m   
航海速力:最高21ノット
乗客定員:872名乗組員:約470人客室数:436室(全室海側)
コールサイン 7JBI



 **2012年11月2日(金)**  晴れ

横浜駅東口 14:05発 シーバス  山下公園 10:40着
横浜港 17:00発   清水港 3日10:00着


 
海上から飛鳥Uを見ようと横浜駅東口からシーバスに乗船。山下公園への直行便ではなく各港寄港便をチョイス。赤レンガ倉庫に近づき目の前に飛鳥Uが現れ期待が膨らむ。40分かけ山下公園に到着。下船後、山下公園のベンチで一休みしながら大さん橋へ向かう。

シーバス 実質は乗船券

シーバスから見た飛鳥U

シーバスは氷川丸の隣に到着
手前右はふじ丸 左はロイヤルウイング

 大さん橋から

 
15時25分 受付 
 横浜港大さん橋国際客船ターミナル内
受付カウンターで乗船証を受け取り乗船。すぐにエレベーターに乗り込まされるも何階へ行くのかすぐにわからず、あたふたしながら部屋に案内される。部屋の写真を撮った後、すぐに連れ合いに引っ張られショップ巡り。着飾った方が多いです。
 乗りなれた方ならば下記でお茶を頂くのでしょうが、初心者なので段取りがつかめてません。
 ちなみに、6デッキのザ・ビストロに行けば16時までお茶とケーキ等が、11デッキのリドカフェ&リド・ガーデンでは19時45分までハンバーガー等をいただけます。
 同じく、11デッキのビスタラウンジではエレガント・ティータイムが始まっています。パームコートではウエルカムドリンクが用意されております。

 
 乗船券

 乗船証
 長い廊下 室内

ベッド

 
思ったより広い浴槽 トイレはバキューム式

 バルコニー

アスカプラザ ショップ

 
17時 出航(セイルアウェイパーティ)  
 銅鑼(ドラ)の音を合図に出航する。7デッキのプロムナードでシャンパンをいただく。飛鳥II専属のミュージシャンの演奏がこの場を盛り上げている。私自身も客船ターミナルから出航する飛鳥Uを見送ったことがあり、船上の人たちをとても羨ましく思った。今、その羨ましかった船上の人なり、その瞬間をあじわえることが嬉しい。
 飛鳥Uはゆっくりと桟橋を離れ、辺りはやがて暗くなりベイブリッジをくぐり横浜港を離れた。
 6デッキのザ・ビストロに行けば20時15分まで軽食がいただけます。

桟橋を離れる ベイブリッジをくぐる

 
18時 夕食  フォーシーズン・ダイニングルーム (1回制に変更 20時まで)
 夕食は18時からである。18時10分頃訪れたが、すでにほぼ満席。着席して辺りを見渡すと、やはりかなり年齢の高い方が多いようです。
 スープ・メイン・デザートを選び、エビスビールを頼みました。(ビールは別料金)ここでも、専属ミュージシャンの生演奏が奏でられております。また、ミュージシャンが移動の度に、HAPPY BIRTHDAY TO YOUの曲を演奏しているので、誕生日に合わせてクルーズを申し込んだ方が多いのでしようか。
 食事の後は、再度ショップをぶらぶらします。衣料品や宝飾品を売る店が多い中で、 ル ブルー だけは、観光地のお土産屋のような小物類が売っており非常に賑わっておりました。飛鳥Uチョコレートとか飛鳥Uクッキーのようなたぐいや、ハンカチ、キーホルダーなどが置いてあります。なお、店のレジでの支払いは現金か部屋付けとなります。部屋付の場合は端末に乗船証をかざし発券された伝票にサインし翌日精算します。
 その後、ギャラクシーラウンジで、イリュージョンのショーを鑑賞。ちょっと疲れたせいか良く寝てしまいました。その後は部屋に戻って小休憩。
 他の方々は、ハリウッドシアターで映画鑑賞  クラブ2100 でダンス  モンテカルロ でスロットマシーンやカードゲーム など様々です。

ダイニングルーム ギャラクシーラウンジ

 21時50分  マリナーズクラブ(ピアノタイム22時〜22時40分)
 せっかくだから、バーに行こうということで船室を出る。何か所かあるうちマリナーズクラブをチョイス。落ち着いた雰囲気である。店内は空いておりピアノのそばを案内される。私はエビスビールを、連れ合いはカクテルを注文。気になるお値段はいずれも1000円以下。22時からピアノの演奏が始まる。席も少し埋まってきた。ビートルズ、カーペンターズ等ポピュラーな曲が多く有難い。ピアノの演奏が終わったところでバーを出る。船内をぶらぶらし、フォーシーズン・ダイニングルームに向かう。

 
23時  レイトナイトスナック  フォーシーズン・ダイニングルーム (24時半まで)
 23時にフォーシーズン・ダイニングルームに入る。先程入ったマリナーズクラブやビスタラウンジやパームコートは空いていたが、ここは、無料というせいか次から次へと人がやって来る。私は蕎麦等をいただきました。部屋に戻って、明日のルームサービスを注文し就寝。

マリナーズクラブ 飛鳥Uをイメージ?(夜食)  ダイニングルーム

 **2012年11月3日(日)**  晴れ

 
6時 起床  ルームサービス
 6時起床。6時30分ルームサービスが運ばれてくる。頼んだのはコーヒー300円×2 デニッシュも添えられており非常にリーズナブルです。
 なお、船は駿河湾にはAM1時に入いったとのこと。外は晴れているのだが富士山は見えない。雲がなければ富士山が大きく見えるのですが、せっかく駿河湾を周回しているのに誠に残念である。
 ちなみに、11デッキのビスタラウンジ、パームコートではモーニングコーヒーがいただけます。 6〜9時 
 

 7時 朝食
  リドカフェ&リド・ガーデン
 ルームサービスをいただいたが、朝食を食べに行くこととした。洋食ビッフェにしようということで11デッキへ。結構、集まって来ていたが席も多いのでゆっくりと食事をいただけた。なお、和食を食べたければ、昨日、夕食、夜食を取ったフォーシーズン・ダイニングルームとなる。ホテルのように朝食券があるわけではないので、和食、洋食両方食べるのも実質可能である。その後また、船内をぶらぶらしました。

ルームサービス300円×2 リドガーデンのテーブルから  リドガーデン

 8時40分水先案内人が乗り込む。船は9時には清水港へと入り観覧車が見えて来る。タグボートに助けられ1時間弱かけ接岸する。港では学生による演奏や、物産の販売が行われている。10時に船内に下船の案内が流れタラップを降り船を後にした。

甲板 膨張式救命いかだ 浮き輪
 救命艇 水先案内人が乗り込む タグボート


歓迎の吹奏楽 観覧車  下船

 感想
 大型客船とはいえ、海の上を進んでいるため揺れ、振動は感じます。寝台車程ではありませんが少し気になります。
 乗組員のかなりの方は男女とも外国人です。女性はフィリピン人が多いでしょうか。あくまで私の主観です。国籍を尋ねたわけではございません。特に、フォーシーズン・ダイニングルームでの食事の際はスタッフの殆どが外国人でした。外国旅行と勘違いする程です。レベル差はあるかも知れませんが日本語は通じます。
 初めて乗船であったためかってがよくわかりませんでした。次回があれば効率よく飲み食いもできるでしょう。(意地汚い話で恐縮ですが)
同じ料金(1泊)を支払うのであれば、午前出航、翌日午後入港がお得でしょうか。日程、曜日が合えばの話ですが。価格が高いのですが次回は2泊のクルーズを体験してみたいと思います。老舗高級旅館宿泊の旅行やちょっとした海外旅行ツアーの金額に等しいですが


エスパレスドリームプラザ タクシー  東海大学海洋科学博物館・東海大学自然史博物館
東海大学三保水族館
  しずてつジャストライン(バス)  新清水
新清水 
15:07発   
新静岡 15:30着 
静岡 18:48発 こだま672号  新横浜 19:58着 

観覧車から飛鳥Uが見えた ちびまる子ちゃんランド  東海大学海洋科学博物館


 清水港からすぐのエスパレスドリームプラザ、東海大学海洋科学博物館・東海大学自然史博物館を観光する。エスパレスドリームプラザでは、観覧車に乗車、ちびまる子ちゃんランドを見学、清水すし横丁で昼食を取りました。その後タクシーで東海大学海洋科学博物館に移動。硬い名前ですが水族館です。地味ですが、お勧めです。
 見学を終え、バスで新清水へ移動します。そこからは、静岡鉄道で新静岡へ(1509)、下車後徒歩でJR静岡駅へ。新幹線(719-2)で帰路へと着きました。
今回初めて、ぷらっとこだまを利用しました。余談ですが、ドリンク引換券には引換商品として500ml以下のソフトドリンク、350ml以下の缶ビールと記載されておりますが、価格の高い商品はどうなのかと疑問がありましたが、売店では親切に交換対象商品を表示しておりました。ということで、私はプレミアムモルツ、連れ合いはヘルシア緑茶をチョイスいたしました。

新清水駅

乗車票 ぷらっとフリークーポン