今回の目的地
立山黒部アルペンルート |
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本年度は4月16日全線開通 |
富山地方鉄道(丸の内−西町) |
0.9キロ |
2009年12月24日運行開始 |
立山黒部アルペンルートの旅程日ですが、
1 黒部ダムの放水が見たい 6/26以降となる
2 激混みの印象がある夏休みを避ける
3 会社の休める平日
に加え、晴れの日に限るという条件を設定したため、当然ツアーは申し込めず、宿、列車も予約せず出発することになりました。
7月7日(木)夜 明日は会社を休める。そして天気だが、明日は富山は晴れ 長野は雨という微妙な天気予報、どちらかというと辞めた方が無難かもという予感もしながら、強引に翌朝出発することとしました。
なお、新宿発のあずさ号利用だと時間がかかるため長野行新幹線利用と決めました。
**2011年7月8日(金)** 晴れ
東京 6:24発 あさま501 長野 8:05着
長野駅東口 8:30発 特急バス 扇沢 10:15着
扇沢 10:30発 トロリーバス 黒部ダム 10:45着
黒部湖 12:00発 ケーブルカー 12:04着 黒部平 12:20発 ロープウェイ 12:27着
大観峰 13:00発 トロリーバス 室堂 13:08着 高原バス 美女平
8日当日 朝4時起床、5時に自宅出発 品川駅でオレンジカードで券売機にて乗車券を購入し(昨年北海道で購入したオレンジカードを消費します)入場。山手線内で携帯電話で長野行新幹線を予約(駅ねっと)する。 東京駅に到着し、窓口で乗車券を区間変更、自販機で新幹線特急券を引き取る。
長野行新幹線は、定刻6:24に東京駅を発車する。曇りがちの天気も長野に到着する頃には晴れてきた。あさま号は定刻に長野に到着(E224-13)。
改札を出てすぐに、扇沢行のバス乗り場へと向かう。バスを待つ人も多くなく、8:30発にバスは発車、1時間45分ほど揺られ扇沢に到着。なお、バスの中で本日宿泊の宿 ANAクラウンプラザホテル富山を予約した。
乗車券売り場近くには、各旅行会社の船車券、クーポン券の見本が掲示してあり、乗車時刻が指定となるため、乗車券に引き換えるよう促している。早速、黒部ダムまでの片道きっぷを購入する。なぜ黒部ダムまでの片道なのかは後述。
トロリーバスは扇沢を出発し(311)、すぐにトンネルへと入る。やがて県境を超え、富山県へと入る。15分で黒部ダム駅に到着。
バスを降りてまずは、展望広場を目指す。なお。展望広場へは220段の地中階段を上っていかなければならない。途中湧き水をのみ小休止、その後、すぐに視界が開け、黒部ダムが眼下と広がる。
ここは、アルペンルート目玉であるのでゆっくりと時間を費やすことにする。景色をたっぷり堪能し、今度はダムを見ながら野外階段を下り、売店を覗いたり、ソフトクリームを食したりし、ケーブルカーの黒部湖駅を目指しました。
ダムの堰堤をゆっくり歩いていく。天気も良く、立山連峰が広がり、いい感じです。やがて、トンネルへと入り黒部湖駅へ到着です。中はとても寒く、待合室にはストーブが焚かれていました。
前述したとおり、当初黒部ダムまでの乗車券しか購入しなかったのは、ここ黒部湖駅から立山駅までは、株主優待券を利用する予定であったからである。きっぷうりばで、乗車整理票を受け取り、ケーブルカーに乗り込む。(1) 前回(6年前)に訪れた時はかなり混んでいたが、今回はそれほどでもなかった。
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株主優待券 |
乗車整理票 |
黒部湖駅もトンネルの中であるが、ケーブルカーもトンネルの中を進む。すぐに黒部平に到着し、立山ロープウェイに乗り換える。(1) なおこのロープウェイは、支柱のないワンスパーン方式としては日本最長である。そして眺めも最高です。
ロープウェイが大観峰へと到着したので、屋上展望台へ向かいます。何と、アルペンルートの1、2位を争うも眺めの良い所であるのに前回は乗りつぶしに夢中で立ち寄ってなかったのです。
景色を堪能し、今度はトロリーバスで室堂に向かいます。(8008)バスは主峰・雄山の直下を貫き室堂駅に到着します。なお室堂駅は標高2,450メートル日本最高地点の鉄道駅であります。売店をぶらぶらしターミナル1階の.立山そばで白海老かき揚げぞばを食します。このまますぐに高原バスに乗って山を下りるのももったいないので、外を歩くこととしました。まずは、みくりが池まで歩きました。湖面には氷がかなり張っており、残念ながらガイドブックにあるようなきれいな青色はみられませんでした。次にみくりが池展望台に向かおうと思ったのですが、急に霧が出てきたためターミナルへ戻ることとしました。途中、立山玉殿の湧水を一杯のみ室堂ターミナルへ着き、高原バスで美女平へと向かいました。
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トロリーバス |
展望広場への階段 |
黒部ダム |
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立山連峰 |
黒部ケーブルカー |
立山玉殿の湧水 |
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美女平 15:30発 ケーブルカー 15:37着 立山
立山 16:14発 17:15着 電鉄富山
美女平からは、立山ケーブルカーに乗車する。(2)このケーブルカーは途中トンネルが二ヶ所ある。また、途中車窓から材木石と呼ばれる柱状の溶岩を眺めることができる。ケーブルカーは美女平駅を出発すると途中から雨が降ってくるが立山駅に着くころは小降りとなっていた。立山駅を訪れたのは4年ぶり、改札の横のきっぷうりばが1階へと移動していたので、尋ねてみると昨年移動したとのことである。ここから、富山地方鉄道に乗り換えアルペンルートの旅を終えた。
富山駅前 17:33発 17:48着 荒町
2009年に富山地方鉄道富山市内軌道線の丸の内駅−西町駅間単線940mが開業した。路線名は富山副都心線でこの区間が単線のため、実際の運行は、3系統環状線として富山駅前→丸の内→大手モール→荒町→富山駅前を反時計回りで行っている。(時計回りの運行はない) なお、富山副都心線の終点の西町駅は環状線には存在していない。
この、富山副都心線富山地方鉄道 丸の内駅−西町 を乗りつぶすこととする。富山駅前電停から、環状線に乗車する(9001A)。車両は環状線用車両として導入された、2車体連接構造の超低床車両CENTRAM(セントラム)である。
セントラムは、丸の内から単線区間に入り国際会議場前に到着する。この電停のすぐ前に宿泊するANAクラウンプラザホテル富山があるので下車したいところだが、乗りつぶしのためここで降りるわけにはいかず乗車を続ける。当然連れ合いも一緒である。きれいな街並みを走り、西町に近づく、前述したとおり環状線には西町電停がないため次の荒町電停で下車した。
そして、ここから、ホテルまで歩くわけだが、この日の富山市は、最高気温36.8℃という灼熱の暑さ、17時を過ぎているのにかなり暑い。汗をぬぐいぬぐいし、ANAクラウンプラザホテル富山へと到着した。
クラウンプラザホテル富山 泊
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ANAクラウンプラザホテル富山
から撮影
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セントラム |
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**2011年7月9日(土)** 晴れ
グランドプラザ前 10:30発 10:38着 富山駅前
富山駅北 11:15発 11:39着 岩瀬浜
競輪場前 13:02発 13:24着 富山駅北
富山駅 15:51発 はくたか19号 17:55着 越後湯沢
越後湯沢 18:04発 とき336号 19:44着 富山駅北
今日は、お疲れのため、早起きできたら行こうと思っていた黒部峡谷鉄道もあっさり断念。代わりにプチ観光をすることにした。観光バスでも乗ろうかと思ったが、富山市内は観光バスが運行していない。ホテルをチェックアウトし、大和デパートに立ち寄り富山駅へと向かった。勿論、富山駅までは、環状線の利用となる。乗車電停はグランドプラザ前である。(9001B)
富山駅についたものの、時間的に余裕もないので、プチ観光は岩瀬浜へ向かうこととした。
岩瀬浜へは、富山ライトレールで向かう。(0602B)ライトレールの乗車は4年前の鉄道友の会のブルーリボン賞授賞式以来である。ちなみに、こちらの電車の愛称はポートラムである。なお、この富山ライトレールはJRの北側に位置しているが、JRの南側に位置している富山地方鉄道の軌道線と接続しLRTネットワークを強化する方針が富山市のホームページで示されている。
なお、ポートラムの運賃であるが、均一で大人200円である。ICカード(ポートラムのpassca、富山地方鉄道のecomyca)利用の場合は170円に割引される。
岩瀬浜駅に到着し、岩瀬の街歩きを始めることとする。まずは岩瀬カナル会館に立ち寄る。ここは、岩瀬運河沿いにある観光拠点施設。富山県の特産品が展示、販売されている。
ここで、前から気になっていた富山ライトレールの競輪用ICカードについて尋ねてみたが、何の回答も得られなかった。・・・カナル会館を後にして、多くの町屋が軒を連ねる古い町並みが残された大川新川町通りを闊歩することとする。途中、北前船廻船問屋森家に立ち寄り見学した後、私の強い希望で競輪場へ行くこととした。競輪場に行く目的は、先程少し触れたとおり競輪用ICカードを取得するためである。
10分程歩き、富山競輪場に到着。今日は、場外の開催のため入場は無料であった。まずは無料のお茶を頂き、さっそくICカードの購入を試みる。ところが身分証明証の提示を求められたが、旅行中のため持ち合わせておらず購入することができない。非常にあせったが、連れ合いが免許証を持ち合わせていたので何とか取得することができた。
このICカードの利用方法であるが、競輪場に行く場合は、競輪場前駅で降車すれば良く、競輪場からの帰りは、競輪場内の総合案内所のカードーリーダーにIC カードをタッチしてから乗車すれば良い。なお、「富山ライトレール・競輪専用ICカード」の案内は、富山競輪のホームページに紹介されているので気になる方はご参照いただければと思う。
帰りは、当然競輪場前駅から乗車する。駅名とおり競輪場のすぐ前である。この駅は国鉄時代に一度訪れた事がある。もう28年も前のことである。国鉄時代も無人駅であったが競輪開催日に乗車券が発売されるため購入に訪れたものである。昔も今も同じような動機でこの駅を訪れているわけである。
そして、ポートラムに乗車し(0603A)富山駅へ到着。とやま駅特選館の白えび亭で白えび天丼を食し帰路へついた。
なお、越後湯沢では、大雨のため上越新幹線が一時間以上遅れており、自由席利用となったが座席を確保して帰ることができた。
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ICカードの利用方法を駅に掲示 |
passca |
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