SL敦賀きらめき号と名古屋乗りつぶし


2004年10月16〜17日

( )は、乗車車両の車号です
10月16日〜17日に、福井県の敦賀−敦賀港に旅客列車が運転されるということで、早速きっぷを手配し乗車してきました。この区間は貨物線のため、旅客列車はめったに走らず、運行される時はぜひ乗車しようと考えていました。
この線区は、通称敦賀港線と呼ばれているが、正式には北陸本線の支線である。
 

併せて、名古屋地区の新線も乗りつぶすこととしました。ちなみに、中部国際空港・愛知万博に向け新線開業が続きます。

今回の目的地
JR西日本敦賀港線(敦賀−敦賀港) 2.7キロ 10月16日〜17日運転
名古屋市交通局(名古屋大学−新瑞橋) 5.6キロ 10月6日開業
名古屋臨海高速鉄道(名古屋−金城ふ頭) 15.2キロ 貨物線を電化し10月6日開業


 **2004年10月16日(土)**  晴れ

新横浜 9:53発 ひかり307号  11:51着 米原 11:58 しらさぎ53号  敦賀 12:27着
敦賀 13:19発 SL敦賀きらめき3号  敦賀港 13:27着
敦賀港 14:39発 SL敦賀きらめき5号  敦賀 14:49着

 新横浜からひかり307号(315-9)に乗車し、米原で北陸本線へと乗り換える。しらさぎ53号(サハ682-2210)で敦賀で下車。ちなみに、しらさぎ号の指定券は乗継割引のため620円であった。

  今回、敦賀から敦賀港への臨時列車は、平成18年に開業を予定している敦賀直流化事業のプレイベントとして、蒸気機関車で牽引される。私としては、乗りつぶしが目的なので、SLでなくても構わない、逆にSLでない方が空いてそうで在り難いくらいである。
 敦賀に来るにあたって、横浜市内から敦賀港行の乗車券を使用しているが、敦賀駅で、敦賀港までの乗車券140円を購入する。なお、敦賀から一番近い隣接駅西敦賀までは180円のため、券売機では買えず、みどりの窓口での購入となる。
 ホームに上がり、SL敦賀きらめき2号を出迎える。満員の乗客を降ろし、機関車を付け替える。写真を何枚か撮り、SL敦賀きらめき3号の車内へと乗り込む。(スハフ12 155)座席には、敦賀観光のチラシと記念乗車証が入った袋が置いてある。
 列車は、敦賀を発車し、北陸本線と別れる。そして、民家のそばをゆっくりと進む。窓の外には、手を振っている人やカメラを手にした人が見受けられる。そして、敦賀港へと到着。ドアの位置を仮設の階段に合わせドア開放。8分間の旅が終わる。

 なお、敦賀港では、SL敦賀きらめき号運転期間中に、「つるが観光物産フェア2004」「若狭路もてなし「食」フェアinつるが」のイベントが催されており、ほとんどの乗客がそちらへと向かったが(他に行くところがない)、それでも、私を含め数多くの者が、駅付近で1時間後の折返しの発車を待つ。
 やがて、発車時刻となり、列車は敦賀を目指す。(オハ12 345)ターンテーブルがないため、機関車は後ろ向きでの運転となる。そして、敦賀に到着し、名古屋へと向かうこととした。

SL敦賀きらめき号 ヘッドマーク 仮設の階段

乗車券 きらめき号指定席券 記念乗車証

敦賀 15:04発  15:57着 米原 16:05発 こだま422号  名古屋 16:31着
名古屋 16:42発  16:54着 大曽根 17:03発  新瑞橋 16:23着

新瑞橋 17:32発  栄 18:09着


 敦賀からは、
ちょうど良い特急がないため、普通列車で米原を目指す。車内は、SL車内で配られた袋を持った乗客でほぼ満席。(モハ418-6)米原の新幹線ホームで弁当を買い名古屋へ到着。(325-752)
 今日は、地下鉄の名古屋大学−新瑞橋を乗車することにする。10月6日のこの区間の開業により、名城線は環状線となったわけであるが、ちなみに行先は、右回り、左回りである。
 名古屋から、まずはJRで大曽根へ向かう。そこで、地下鉄へと乗り換える。名城線の右回り電車がやって来る。車内は満員である。(2536)今日は、日本シリーズが開催されるためである。当然、次のナゴヤドーム前矢田駅で車内はガラガラとなる。その後、名古屋大学に着き、いよいよここから乗りつぶしが始まる、といっても地下区間なので、景色は今までと変わらないのであるが。そして10分程で新瑞橋に到着。本日の乗りつぶしは終了となる。
名古屋栄東急イン 宿泊


  **2004年10月17日(日)**  晴れ

名古屋 12:45発  13:09着 金城ふ頭 13:44発  名古屋 14:07着
名古屋 14:44発 のぞみ176号  新横浜 16:06着


 本日は、あおなみ線に乗車する。あおなみ線名古屋駅はJRに隣接しているのだが、少しわかりにくいところにある。あおなみ線の改札を通りホームへと上がる。ホームには、ホーム柵が設置されている。12時45分に列車は(1302)発車し、右へカーブ。左には更地が広がる。まもなく、ささしまライブに到着する。
 車内は、満席である。開業後、まだ2週間ということで、ほとんどが、この鉄道目当ての乗客のようである。
車窓右には、車両区が広がり、その後、近鉄線が右へと別れていく。小本からは住宅地の中を進む。次の荒子では、幾人かが下車をした。
 南荒子では、数多くのコンテナが見られ、その後、荒子川公園を過ぎ国道23号線をアンダークロス。ここからは、工場が多くなる。稲永を過ぎると左に遠く海が見られる。野跡からは、はっきり海が広がる。やがて、眼の上に名港中央大橋が迫り、金城ふ頭に到着。

名古屋臨海高速鉄道  西名古屋港線(愛称 あおなみ線) 

名古屋市、愛知県、名古屋港管理組合、日本政策投資銀行、そして東海旅客鉄道、中部電力、トヨタ自動車をはじめとする民間企業各社の出資による第三セクター
名古屋−金城ふ頭 15.2キロ 11駅

1000形 金城ふ頭駅
 金城ふ頭から、名古屋へ戻り、のぞみ号に乗車し、帰路へ着いた。