全線完乗

2003年9月25日

( )は、乗車車両の車号です
 
 
8月10日の開業日に沖縄都市モノレール(ゆいレール)を乗車し、9月20日に、えちぜん鉄道(運休中の京福電鉄から第三セクターで開業)を乗車し、いよいよ、全線完乗が間近となってきました。

未乗路線  JR(国鉄)
中央本線(岡谷−塩尻) 11.7キロ
未乗路線  民鉄(公営交通、第三セクター含む)
長野電鉄(須坂−屋代) 24.4キロ
長野電鉄(信州中野−湯田中) 7.6キロ

JRの未乗路線
と私鉄の未乗路線がともに長野県内ということで、同日にJR完乗と全線完乗を達成しようと考えました。


 
**2003年9月24日(水)**  雨

新宿高速バスターミナル 18:20発 5929便  松本バスターミナル 21:30着

 松本に泊まり翌日、JR完乗・全線完乗という計画を立てたので、24日帰社後、新宿より高速バスで松本へ向かうこととした。乗りつぶしにバスで行くというのは不思議かも知れないが、それは、中央線で松本に向かうと、未乗区間の岡谷−塩尻を夜間に通過してしまうためである。

 新宿からの松本行高速バスは、新宿西口ヨドバシカメラの前から出発する。ヨドバシカメラには何度も来ているが、ここからバスに乗るのは初めてである。新宿高速バスターミナルで、インターネットで予約した18時50発のバスの乗車券を購入し、ビルから外へ出る。すると、松本行のバスが停まっている。18時20発のバスらしい、あと、3分で発車ということだが、これに乗れないかと尋ねると係りの方が急いで乗車変更してくれ、この便で松本へと向かった。
 バスの乗客は、4割程度である。バスは雨の中央高速を松本へと走った。
途中、双葉SAで休憩後、松本へと到着した。予め、分かっていたが、本日宿泊する松本東急インは松本バスターミナルの隣なのが嬉しい。

松本東急インへのご宿泊は[Yahoo!トラベル]

 **2003年9月25日(木)**  小雨

松本 7:39発 432M  岡谷 8:04着 JR完乗

 ホテルをチェックアウトし、雨の中、松本駅へと歩く。甲府行の普通列車432Mに乗車する。
(モハ114-1029)
定刻に、松本を発車し塩尻に到着。ここから、JR最後の未乗路線となる。列車はみどり湖駅を過ぎ、塩嶺トンネルを抜けあっけなく岡谷駅に到着。JRの乗りつぶしが終わった。

駅名表示板 駅構内のウインドウ

入場券
432M

岡谷 8:42発  8:50着 塩尻 9:02発 しなの1号  篠ノ井 9:51着
篠ノ井 9:58発  10:04着 屋代 10:05発  須坂 10:41着

 ほんとうは、JR完乗となった街を歩こうかと考えていたのだがあいにくの雨のため取りやめ、ホームのベンチで時刻表とにらめっこし、岡谷駅には40分程の滞在で次の未乗線区を目指す。
 松本行に乗車し、今来た道を引き返す。塩尻からは特急しなの1号で(サハ393-107)篠ノ井へ、
そこで、しなの鉄道(クハ115-1011)に乗換え屋代着。乗換え時間が僅かであったが、無事長野電鉄須坂行に乗車できた。そして、35分ほど揺られて須坂に到着。屋代−須坂を乗り終え、残す未乗区間は、信州中野-湯田中のみとなった。
  

須坂 11:36発 5A  12:07着 湯田中 
全線完乗

 須坂駅の待合室で1時間弱待ち、特急湯田中行に乗車。(2053)雨も一時やむ。11時52分には、信州中野を出発。昨年廃止された木島線(レールははずされている)と別れていく。中野松川を過ぎ、緩やかな登り勾配。窓からは、ぶどうやりんごがなっているのがみられる。
12時4分上条を発車、いよいよ最後の一区間となる。列車は登り続ける。そして最後の急勾配を終え、12時6分列車は湯田中駅へと進入する。そして、一旦停車。 
 その後、列車はスイッチバックし湯田中駅へ12時7分到着。ついに、乗りつぶしが終了となった。

長野方面から来た列車は、3両編成の場合、踏切まで前進した後、バックする
車内乗車券
湯田中駅へ到着 湯田中は温泉です
入場券
湯田中駅舎


 湯田中駅で入場券の有無を尋ね、購入する。硬券なのが嬉しい。人柄の良さそうな駅員さんと二言、三言話をする。駅員氏に、これで乗りつぶしが終わったと話そうかとも思ったが、そのことは話さず外へ出る。
 温泉街を闊歩しようと思っていたのだが、一時止んでいた雨もまた降っており、結局、乗車して来た特急の折り返し長野行で帰ることとした。
 信州そばを食し、予定より早く、あさま号で帰路に着いた。

 長期に渡った乗りつぶしも終え、ほっとしたところです。
 が、来月、えちぜん鉄道永平寺口−勝山間が、復活開業するので、乗りつぶしの旅はまだまだ続きます。
 To be continued