土佐・くろしお鉄道(ごめん・なはり線) 
土佐電鉄
(高知駅前電停移設) 屋島ケーブル


2002年7月3日〜7月4日

( )は、乗車車両の車号です

 **2002年7月3日(水)**  曇り

羽田空港 8:25発 ANA561便  高知空港  タクシー 10:20着 御免

 2002年7月1日土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線が開業しました。
ということで、早速、乗車する計画を立てました。
私の場合、新規開業線は、早めに乗っておかないと、なかなか行く機会を失うことが多いため、初日の7月1日は、都合がつかなかったものの、3日の日に行くこととし、飛行機を予約しました。

 また、ごめん・なはり線が、開業したら、併せて乗っておこうと企てていた土佐電鉄の高知駅前も訪ねることとした。
土佐・くろしお鉄道  こめん・なはり線
  御免-奈半利  42.7キロメートル 2002.7.1開業
  国鉄時代に計画されたローカル線としては全国で最後の開業

ごめん・なはり線に行くには、航空機の利用が便利である。
ANA561便は、20分遅れで、高知空港着。御免駅へのバスはすぐにはないのでタクシーに乗る。途中、右側に、こめん・なはり線の高架橋が続く。立派なものだ。そして、15分程で御免駅へ、1990円也。



御免 10:32発 4862D  奈半利 10:54着
奈半利 12:01発  12:27着 安芸 12:30発  高知 13:20着

 ホームに下りると、大勢の乗客が列車を待っている。高知発の4862Dは、5分程遅れて入線。車輌は、9640形くじら模様のオープンデッキ付の車輌である。
 大勢の人に続き、列車に乗り込む。(9640-1)車内は、高知方面からの乗客で、すでに座席は満席。車内は、窮屈である。乗客のほとんどは、新規開業線に乗りに来た人たちで生活路線として乗車している人はあまりいないようだ。御免からは、オープンデッキを開放するため、かなりの人数がデッキへと移動した。なお、このデッキは車輌の側面にあるため、車内の座席に座っている乗客は太平洋を見ることができないこととなる。

 車内は、運転手、車掌のほかに3名の乗務員がいる。私はというと、オープンデッキに移動せず、女性の乗務員から車内券を購入する。

 10:27発の列車は、5分遅れで御免を発車。御免を出るとすぐに右へ、高架を進む。真新しいコンクリート枕木が眩しい。吉川を過ぎると右手に太平洋が広がる。あかおかで列車交換。対向車もほぼ満席である。
 潮のにおいも、感じられ太平洋の大きな波を見ることができる。いくつかトンネルをくぐり安芸に到着。
 安芸で、半数程が下車したため、オープンデッキに移動した。さすがに、風がもろにあたる。特にトンネルに入ると強烈な風で呼吸ができなくなる。終点奈半利には2分遅れで到着。ごめん・なはり線の乗車が終了した。
 奈半利駅では、大勢の乗客が下車したが、そのまますぐに折り返したのは、私を含めて数名であった。
 帰路は、座席に座れた。が、安芸駅で、快速に乗り換える(9640-6)。こちらは、時速100キロで駆け抜ける。安芸から1時間で高知着。土佐電鉄へと向かう。


20の駅それぞれに、高知県出身のやなせたかし氏作品のイメージキャラクターが登場

ごめん えきお君
 
 ホームに下りると、大勢の乗客が列車を待っている。高知発の4862Dは、5分程遅れて入線。車輌は、9640形くじら模様のオープンデッキ付の車輌である。
 大勢の人に続き、列車に乗り込む。(9640-1)車内は、高知方面からの乗客で、すでに座席は満席。車内は、窮屈である。乗客のほとんどは、新規開業線に乗りに来た人たちで生活路線として乗車している人はあまりいないようだ。御免からは、オープンデッキを開放するため、かなりの人数がデッキへと移動した。なお、このデッキは車輌の側面にあるため、車内の座席に座っている乗客は太平洋を見ることができないこととなる。 車内は、運転手、車掌のほかに3名の乗務員がいる。私はというと、オープンデッキに移動せず、女性の乗務員から車内券を購入する。

 10:27発の列車は、5分遅れで御免を発車。御免を出るとすぐに右へ、高架を進む。真新しいコンクリート枕木が眩しい。吉川を過ぎると右手に太平洋が広がる。あかおかで列車交換。対向車もほぼ満席である。
 潮のにおいも、感じられ太平洋の大きな波を見ることができる。いくつかトンネルをくぐり安芸に到着。
 安芸で、半数程が下車したため、オープンデッキに移動した。さすがに、風がもろにあたる。特にトンネルに入ると強烈な風で呼吸ができなくなる。終点奈半利には2分遅れで到着。ごめん・なはり線の乗車が終了した。
 奈半利駅では、大勢の乗客が下車したが、そのまますぐに折り返したのは、私を含めて数名であった。
 帰路は、座席に座れた。が、安芸駅で、快速に乗り換える(9640-6)。こちらは、時速100キロで駆け抜ける。安芸から1時間で高知着。土佐電鉄へと向かう。

高知駅前 13:23発  高知橋 13:24着  徒歩 高知駅

 土佐電気鉄道高知駅前電停は、JR高知駅より数十メートル歩き、歩道橋を渡ったところに位置していたが、2001年4月1日より、土佐電鉄高知駅前電停が、JR高知駅のすぐ前に移設されたため、ごめん・なはり線開業時に併せて乗ろうと昨年より考えていた。
@ JR高知駅のすぐ前

 JR高知駅の前まで、施設された部分に乗車するため、(新)高知駅前電停より、次の電停 高知橋まで乗車(209)。運賃は100円である。
 下車後、高知駅へと歩いて戻る。すぐに、(旧)高知駅前電停跡に着く。
道路を渡るため歩道橋に上がるが、かつて電停まで降りていた階段はもちろん撤去されている。
Aかつては、線路が左へカーブしていた B 旧 高知駅前電停跡  B 2000.5.5 旧高知駅前 

高知 14:01発 南風16号  15:42着 多度津 15:48発 快速サンポート  高松 16:21着

高松東急イン 宿泊 


 **2002年7月4日(木)**  晴れ

片原町 8:22発  瓦町  琴電屋島 
屋島登山口 8:55発  屋島山上 9:01着  屋島山上 9:35発  屋島登山口 9:40着


 今日は、屋島ケーブルを訪ねる。実を言うと、屋島ケーブルのホームページに 『捲揚機、運転室、車輛など見学しませんか? どうかご遠慮なくお申し出ください。』と記載されているため、ずうずうしくも、見に行くこととした。

 ホテルを出て、商店街を片原町駅へと歩く。もう何度も歩いたコースである。次の瓦町までは、電車の本数が多いため、そんなに待たずにに乗車。瓦町で乗換、琴電屋島へ。軽い坂道を登り、8:55発の初電にぎりぎり間に合う。
 いつもは、写真を撮ったりと落ち着かないのだが、1年前も訪れているため今回は景色を楽しむ。ケーブルカーは上り始めると、やがて右側に高松市街が眼下に広がる。(ケーブルカーでは、山下側に向かって座るのが基本である)
 乗車時に、巻揚機を見たい旨、話したので、山上駅で係りの方が待っていてくれた。中に入ると中央にスイス製の巻揚機が。そして大きな滑車が設置されている。その後、運転装置を見、しばし話をし、山上駅を後にした。屋島登山鉄道の営業部長様、どうも、ありがとうございました。




琴電屋島
 10:35発  瓦町  高松築港 10:58着

高松 11:15発 四国高速バス  三ノ宮 13:44着

 これまで、四国へは何度か来たが、四国からの帰路は、ほとんどが鉄道、飛行機なので、今回は、大鳴門橋、明石海峡大橋経由で帰ろうと考えていた。ゆえに、周遊きっぷを利用していない。(周遊きっぷの徳島・室戸・高知ゾーンにごめん・なはり線が加わったため、今回のような片道飛行機利用でも、金銭的には周遊きっぷの利用がベストである。)
 
琴電の高松築港駅で降り。バスの乗車券を買い求めようとすると、バス乗り場がなくなっている。掲示に従い、JR高松駅前のバス乗り場に向かう。3,900円支払い三宮行を待つ。丸亀発
のバスに乗車する。先客は、1名。高松で乗車したのは、私を含め2名。途中1名加わり、乗客4名で神戸を目指す。乗客の運賃より、高速料金の方が高いのではないかと考えてしまう。
 交通量も少なく、バスは、順調に走り、神戸淡路鳴門自動車道へ、大鳴門橋を渡り、淡路島から、明石海峡大橋を渡り三ノ宮へ
到着。
 

四国高速バス三ノ宮駅行 高松駅 明石海峡大橋をまもなく渡る

三ノ宮 14:08発  新神戸 14:39 のぞみ18号 新横浜
 17:10着