山陰本線益田−幡生)・熊本電気鉄道(黒石新線)


2001年10月30日〜10月31日

( )は、乗車車両の車号です

 **2001年10月30日(火)**  晴れ

羽田空港 9:00 ANK575便  石見空港  益田
益田 11:01発 573D 長門市 13:05発 973D 小串 14:15発 873D 下関 14:55着

今回の乗りつぶしは、山陰線(益田−幡生)と熊本電鉄の線路移設による新線区間である。

 羽田からの飛行機は空いており、40名ぐらいの乗客を乗せ石見空港へ。着陸寸前に山陰線のレールが見えた。これを、これから乗りつぶすわけである。
 空港から、石見交通のバスで益田駅へと向かった。バスも空いており、私を含め3名の乗客である。

 11:01定刻に、長門市行が発車(キハ120 10)。ワンマン単行である。ロングシートは、ほぼ埋まっている。やがて右手に海が見えてくる。海は見え隠れを繰り返しながら、列車は木々の間の架線のない単線を進んでいく。 いくつかのトンネルを抜け、2時間弱で長門市に到着。 長門市からは、小串行(キハ40 2033)に乗車、約1時間で小串着。下関行に乗換える。この列車(キハ47 1507)は2両編成である。幡生を過ぎ、下関着。これから九州へ。
益田駅 長門市から小串行 小串からの列車(下関)

下関 15:12発  小倉 15:45発  博多 16:26発 有明33号  熊本 17:51
熊本駅前 17:58発 通町筋 18:12着  熊本泊


 下関から、関門トンネルを通り(クハ411-223)、小倉から、こだま号(126-3030)で博多へ、有明33号(クモロ787-11)で熊本を目指す。

 熊本城そばのホテルへは、熊本駅より、市電で行くことにした。ほかに、
・上熊本から、市電を利用
・上熊本から、熊本電鉄で藤崎宮前へ
・新水前寺から、市電を利用 という手段もある。

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 **2001年10月31日(水)**  晴れ

藤崎宮前 8:25発  電波高専前 8:49着  徒歩 旧黒石駅  黒石

熊本電気鉄道
菊池線
(黒石新線)

2001.2.25 営業開始
国道387号線の改良工事に伴い、黒石駅および前後の区間を東へ移設。
三ツ石駅が開業
営業距離は増減なし

 8時過ぎホテルをチェックアウト。熊本電鉄藤崎宮前駅へと向かう。立派な駅ビルへ入り改札を通りホームへ。
 8:25発の御代志行に乗車(6111)。この車両は、元東京都交通局の車両である。
車内には、東京都交通局のプレートが 6000系(電波高専前)

 藤崎宮前を発車し、民家の脇を走り北熊本へ、そこから10分ほどで、須屋を過ぎ、新線区間へと入る。すぐに、今年2月開業の三ツ石駅に停車。まだ真新しい駅である。次の駅の黒石を過ぎ、 新線区間は終了となり、電波高専前で下車した。
  黒石へ向かって、数分歩くと、旧線(廃止区間)との分岐地点に到着。

旧線と廃止線の分岐地点
左が新線 右が国道
国道の左の草の無い部分が廃止線跡
新線(右側)は、PC枕木
 ここからは、廃止線跡に沿って歩く。廃止線跡は、レールは撤去されているが、バラストは残っている。
そして、黒石駅跡に到着。といっても、ホームも何もすでに無い。左に在る(新)黒石駅へ歩を進める。。
旧黒石駅跡 (新)黒石駅
黒石 9:17発  9:32着 北熊本 9:33発  上熊本 9:41着 
上熊本駅前 9:51 西辛島町 9:59  交通センター 
バス  熊本空港
熊本空港 12:25 JAS354便  羽田空港 


  黒石駅ホームでは、何人かが電車を待っていた。
黒石駅から、藤崎宮前行に乗車。先程乗車したのと同じ編成である。車内には自転車も見受けられる。熊本電鉄は、日中は自転車の持ち込みが可能である。(無料)
 北熊本で、上熊本行に乗り換える。(5102) 車両は、青ガエル 元東急5000系である。あちらこちらの中小私鉄で活躍していた東急5000系も今では珍しい。久しぶりの乗車を楽しみ上熊本で下車した。
5102(上熊本駅)
 
 上熊本では、超低床電車が待っていた。1998年のローレル賞受賞車である。(9705-A)右の写真のエンジの服の女性は、エル・パーサーである。
 西辛島町で降り、交通センターへ。バスで熊本空港へ向かい、熊本を飛び立った。
 
交通センターで、元神奈川中央交通のカナちゃん号バスとご対面
超低床電車(上熊本駅)