ゆとりーとライン(名古屋ガイドウェイバス)


2001年6月9日

( )は、乗車車両の車号です
 **2001年6月9日(土)**  晴れ

新横浜 8:09発 のぞみ7号  9:32着 名古屋 9:45発  大曽根 9:57着
大曽根 10:20発  竜泉寺口(バス停) 10:36着 徒歩 小幡緑地 10:57発 
 大曽根 11:10着


 会社の人たちと熱海の保養所へ行くことになった。
会社の面々は、昼に車で出発するらしいが、鉄ちゃんは、団体行動は苦手である。
夕刻に、現地で落ち合う事にし、それまでの間、名古屋へ行く事にした。
 名古屋のいくつかの、未乗路線を片付ける(未乗線区に乗車する)ためである。
 新横浜から、のぞみ7号に乗車(515-7に乗車)、名古屋で、乗換え(サハ313-1002)大曽根駅へ。

 今回の一番の目的は、2001年3月23日に開業した、ガイドウェイバスへの乗車である。バスで鉄道というと、立山黒部アルペンルートを走っているトロリーバス(無軌条電車)を思い浮かべるが、こちらは、ディーゼルエンジンである。

 ガイドウェイバスは、交通渋滞の多い区間は、専用の高架を走り、郊外に着くと、一般道を走行する。高架の区間は、タイヤの横の案内輪(道路と水平に回転)を両側に広げ、レールの内側をトレースして走行を行います。従って、その区間の運転は、ハンドル操作が不要となります。そして、この区間が、鉄道としての区間であります。
 高架を降り、一般道を走る時は、案内輪を引っ込めての走行となります。
名古屋ガイドウェイバス  
大曽根−小幡緑地 6.5キロ 側方案内軌条式

小幡緑地から高蔵寺、瀬戸みずの坂へ運行
  ゆとりーとカードを購入し、高蔵寺行に乗車(G-91)、JR東海バスのバスである。バスは、高架の専用軌道を走行する。見晴らしがよく、高速道路のようである。途中、私は、席を前の方に移動した。運転の様子がよく見える。ハンドルには、手を触れていない。不思議な光景である。
 やがて、バスは、小幡緑地に到着。鉄道の区間はここまでなので、乗りつぶし的にはここで終了なのだが、案内輪をまだ、引っ込めてないので、次のバス停まで乗車することにする。 
 小幡緑地駅を出ると、すぐに、高架から下り、遮断機の前で停車、案内輪を引っ込め、いよいよ一般道へ出ていく。バスは、すぐに最初の停留所である竜泉寺口に到着。ここで下車し、バスを後にした。
 小幡緑地まで歩き、ここから、乗車。大曽根へと向かった。
専用軌道走行中は、
案内輪を広げる
高架を降り、一般道へと向かう

大曽根 11:17発 
 砂田橋 11:20着  金山  新安城 12:47着
新安城 12:50発  13:15着 吉良吉田 13:32発  蒲郡  豊橋 14:24着

 大曽根から、地下鉄で砂田橋まで乗車する。大曽根−砂田橋は、2000年1月19日の開業から1年余り経ったが、私は、いまだに未乗であったのだ。途中駅のナゴヤドーム前矢田は、名前のとおり、ナゴヤドームの最寄駅である。本日は、中日−横浜のデーゲームが行われるため、車内は賑わっていた。
 3分間の、乗りつぶしを終え、砂田橋から金山を経て、次の未乗線区である、新安城−吉良吉田へと向かった。
 12:47に、新安城に着くと、すぐに特急が入ってきた。指定券は、持っていないので車掌にことわり乗車した。(1704)車内で、350円を支払う。車内は、ガラガラである。のんびりと乗りつぶしを楽しむ。列車は、20分足らずで吉良吉田に到着。ここで乗換え、蒲郡へ。
 蒲郡に着くと、一旦改札を出て、JRの乗車券を購入した。ここからJRに乗り豊橋へ(クモハ313-314)。ちなみに、蒲郡、豊橋両駅とも、名鉄とJRの間は、ノーラッチである。東京では、イオカード、パスネットにより、他社への乗換えは、今では、必ずと言っていいほど中間改札がある。改札を通らないのは、乗り入れの列車に乗った時ぐらいである。中間改札が無いことが、とても、珍しく思えた。

(豊橋) 駅前 15:06発  新川 15:08着 徒歩 豊橋駅
豊橋 15:27 こだま474号  熱海 16:56着

 豊橋で昼食を取り、本日最後の乗りつぶしを行う。
 JR豊橋の駅前の、豊橋鉄道の路面電車の電停が、1998年2月19日に、JRの駅に100メートル近づいたため、この100メートルが未乗線区として残っていたのでした。
 駅前駅から乗車(3503)し、一つ目の新川駅で下車。路面電車は、駅間が短いのであっと言う間であった。帰りは、豊橋駅まで歩くことにした。これは、お金をケチっているわけではなく、終点のひとつ手前の電停から乗るのが恥ずかしかったからである。(駅前から乗って、最初の新川で降りるのも何となく恥ずかしかったが、新川で乗るのはそれ以上である)暑かったし、豊橋へ向かう電車が近づいて来ていたので、ほんとうは乗りたかったのである。

 豊橋からこだま号に乗車、皆と酒が待つ熱海へと向かったのでした。
 この後、団体行動いやだな!