輪島駅は、のと鉄道の数少ない有人駅(委託駅を除く)であり、第三セクターの鉄道でも、以外に少ない みどりの窓口設置駅であり廃止は非常に残念である。輪島は、我々にとっては、珠洲や宇出津よりはるかに知名度があるのだが、今回の廃止区間は、利用客が少なく、収支係数は、全区間の倍近いということでいたしかたない。
輪島駅の窓口でフレッシュカードを購入。蛸島に向かうため、券売機で、一気に使い切る。
輪島11:27発 同じ車両で折り返す。列車は、穴水で、蛸島行となる。また、同じ車両で蛸島を目指す。
穴水から、1時間40分程かかり、蛸島に着く。特に何も無い無人駅。駅舎の写真を撮り、列車の中で発車を待つ。
列車は、蛸島14:14発穴水行となる。珠洲で、のと恋路号(NT801)に乗換え、和倉温泉を目指す。ちなみに、NT800形は、クロスシートのパノラマカーである。快適な乗り心地を味わい、16:42 和倉温泉着。
弧線橋を渡り、サンダーバード44号(クハ681-3)9号車に乗車。後ろの席に来た女子大生グループが騒がしい。どうやら、バスの中で忘れ物をしてきたらしい。発車間際なので駅員氏が車内で状況を聞く。バス会社を訪ねるが、解らず、今度は、バスの色を訪ねるが、はっきりしない。人の記憶は、あいまいなものだ。列車は、定刻に和倉温泉を発車。そして次の七尾に着く頃、車掌氏から、女子大生グループに見つかったと吉報が告げられた。
外も暗くなり、金沢に到着。ここで、先に到着している富山からの車両と併結。今回は、またまた見栄を張り、グリーン車に乗車する。ということで、金沢駅で1号車(グリーン車)まで猛ダッシュ!(和倉温泉からの車両にはグリーン車はなし)。
1号車に乗り、プレートを見るとクロ683−3、681系と683系の混結のようだ。朝も早かったし、爆睡。気がつくとまもなく新大阪。
新大阪で、以前から気になっていたのが、東海道線上りホームの立ち食いうどん。杵屋の看板が掲げてあったので、一度行って見ようと思っていた。ということで、うどんを食す。今日、初めての食事である。食事の時間が、取れないのは、乗換えが、効率よく順調に行っている証である。
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新大阪 20:42発 新神戸 三宮 21:07着 神戸泊
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神戸東急イン宿泊 株主優待券で3割引なのが、ありがたい。チェックインの際、フロント氏に摩耶ケーブルへのバス乗り場を訪ねる。明日までに調べておくとの返答。
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**2001年3月17日(土)** 雨
三宮 8:31 バス 摩耶ケーブル(神戸市都市整備公社) バス 三宮
今回の旅の次のお目当ては、阪神大震災からの長い休止から営業を再開する摩耶ケーブルの乗車である。摩耶ケーブルの乗車は、今回が3回目となる。もちろん、過去の乗車は、六甲摩耶鉄道の時であるが。
8:17チェックアウト。フロント氏、昨日のことを覚えていてくれ、バス乗り場の地図と、摩耶ケーブル開業の今朝の朝刊の記事のコピーを手渡された。誠にありがたい。
8:31 摩耶ケーブル下経由のバスが発車。約20分で、着く。今日は、あいにくの雨である。駅に入ると、かなりの賑わい。でも、ほとんどが招待客みたい。
とりあえず列に並ぶと、(私の順番は、十数番目と行ったところか。)駅員氏から、営業は11時からとの、説明を受ける。おいおい、2時間も待つのかよ。でも、することもないし、外は雨だし、待つことにする。
9時から、開業の式典が始まったらしい。ここからは見えないのでよくわからないが。
我々の列は、少しずつ長くなって行く。11時からの営業開始と聞いて、ほぼ皆文句を言う。やがて、式典が終わり、議員やら地元の小学生を乗せて運行が始まったらしい。待っている、お年寄りを先に乗せてあげれば良いのにと思う。列には、高齢者の方が多いので可哀相。また、待っている間の話の中で、列の上位者のほとんどが、まやビューライン夢散歩友の会の会員であることがわかった。会員だけにでも、予め、運行開始時間を知らせておけば良いのにと思う。
ケーブルカーは、フル回転し、どうやら、招待客を運び終わったらしい。ということで、予定より1時間早く乗車できる事となった。10:01 我々を乗せた(1 ゆめあじさい)は、虹の駅へ向かって出発した。
虹の駅へ到着。雨は止んだようだ。虹の駅から、ロープウェイ(本日営業再開)に乗ろうと思ったが、ケーブルカーより最大乗車人員が少ないため長蛇の列。あっさりあきらめて、ケーブルカーのホームから写真を撮ることにした。着発で、運行しているので、待ち時間が短くありがたい。
その後、(2 にしあじさい)で戻り、バスで三宮へと戻った。
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三宮 11:51発 阪神梅田 なんば 13:10発 サザン9号 みさき公園 13:54着
みさき公園 14:06発 多奈川 14:11着 みさき公園 関西空港 15:08着
摩耶ケーブル訪問も終わり、次は関西空港を目指すのだが、時間があるので、南海 多奈川線に乗ることにする。
阪神と御堂筋線を利用し、南海の難波駅へ。ここで、サザンのみさき公園までの特急券を購入。窓口嬢は、同料金のため和歌山市までの券を発券してくれたが、私としては、みさき公園までの特急券にして欲しかった。
多奈川まで行き、すぐに折り返し、関西空港に3時過ぎ着。
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関西空港 16:00 JAS537便 青森空港 バス 弘前 弘前泊
関西空港で、うどんを食べる。今日初めての食事だ。うどんは、関西に限る。
関空から、空路 青森へ。弘前まで、バスに乗車。やはり、雪国。一面、銀世界だ。
シティ弘前ホテル宿泊。フロントに行くエレペーターの中で、ここが東急インチェーンであるのに初めて気がつく。優待券を出しまたも3割引。
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**2001年3月18日(日)** 曇り
弘前 6:46発 津軽五所川原 7:35発 津軽中里 8:49発 津軽五所川原 9:23着
津軽五所川原 10:54発 津軽中里 12:30発 津軽五所川原 13:14着
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今回の旅の最後のお目当ては、津軽鉄道である。もちろん、津軽鉄道といえば、ストーブ列車である。
今回は、津軽鉄道のストーブ列車が、鉄道友の会のエバーグリーン賞を受賞ということで訪れたのである。
集合時刻まで、時間があるので、津軽中里まで1往復する事にする。津軽五所川原を7:35に出発(津軽21-102)。一面雪の中を、走り8:12津軽中里着。次の列車でも、授賞式に間に合うし、違う車両に乗りたかったので、8:49発で五所川原へと戻る。 |
10時15分より始まった、エバーグリーン賞贈呈式も終わり、受賞記念列車に乗る、9レは、10:54に津軽五所川原を出発した。(オハ46 3に乗車)なお、DD35の重連+客車3両+津軽21形という超豪華編成であった。
車内では、、車片を買い、スルメを焼き、鉄ちゃん話しを満喫できました。帰路(オハフ33 1に乗車)は、津軽21形+客車3両を、DD35が両端から挟む、プッシュプル運転となりました。
やがて列車は、五所川原に着き解散となりました。なお、ストーブ列車は、3月15日で運行終了でしたが、今回、エバーグリーン賞受賞という事で、運行されましたが、ツアー客用に、発車するという情報を聞きつけ、写真撮影のため、車内で知り合ったK氏とともに、深郷田へタクシーを走らせました。 |
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五所川原 バス 青森空港 17:30 JAS166便 羽田空港
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米子から来たK氏と共に、バスに乗り青森空港へ。帰路へ着く。またまた見栄を張り、スーパーシート。機内で軽食を食す。今日、初めての食事である。3日連続、朝食は夕方であった。交通機関には、金をかけたが、食べ物には金をかけなかった、3日間であった。
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