西信貴ケーブル・屋島ケーブル・阿佐海岸鉄道・紀州鉄道へ


2001年2月10日〜2月12日

( )は、乗車車両の車号です
 **2001年2月10日(土)**  晴れ

新横浜 8:09発 のぞみ7号  近畿日本鉄道 信貴山口

 新横浜駅の横浜線から新幹線への連絡窓口で甲浦までの乗車券を買い求める。(オレンジカードを消費するために、オレカで買った金額式きっぷから区間変更)。阿佐海岸の甲浦と言ったのだが、窓口嬢は、甲浦を知らないらしく時刻表の地図を出して指を指すよう求める。阿佐海岸が鉄道会社名とわからなかったのか?
 近畿・中国・四国地方へ向かう時は、ほとんど毎回、のぞみ7号に乗車。西への旅はのぞみ7号から始まる。(526-13に乗車)
 新大阪から、御堂筋線を利用し近鉄難波駅へ、近鉄がスルッとKANSAIを導入したばかりで、改札前でスルKANカードを立ち売りしているが、予め用意してきたパールカードできっぷを買う。2度の乗換えを経て11:46信貴山口着。

西信貴ケーブル乗車(信貴山口−高安山)

 今回、西信貴ケーブルに来た目的は、貨車と踏切の写真の撮影である。が、ホームに行くと、ケーブルカーの車体の塗色が変わっている。駅員氏に訪ねると去年の12月から変更したとの事。知らなかった。
 ケーブルカー(7 ずいうん)は、信貴山口を発車する。すぐに2つの踏切を過ぎ、高安山に到着。私以外は全員、信貴山朝護孫子寺へのバスに乗り換える。9年前は、私もバスに乗り、信貴山朝護孫子寺へ行ったが、その時の印象はとにかく山を登るのがつらかった。 

8 しょううん
 高安山駅で、何枚か写真を撮り、(8 しょううん)が来るのを待つ。
ご婦人が、駅員氏に券売機(カード挿入口はある)でスルKANが使えないと抗議しており、氏はエリア外だと説明している。信貴山口で使えて、次の駅の高安山で使えないのでは、彼女の気持ちも分かるがいたしかたない。私は、パールカードできっぷを買う。
 (8 しょううん)が到着。こちらは、貨車を連結している。発車後、信貴山口へ向かう途中、踏切の位置に目を凝らす。信貴山口で下車し、信貴山口1号踏切へと向かう。適当に登って行くと、すぐに踏切を発見。近くに民家も多い。次は、2号踏切を目指し、小道を登って行く。途中から、藪の中に入りどこが道だか判らなくなってしまった。それでも何とか、線路を発見。ところが、踏切が無い。見渡すと行き過ぎてしまったようだ。50メートルほど下に2号踏切がある。線路の上を走れば10秒ほどで行けそうだが、我慢し、藪の中を下りて行く。ようやく信貴山口2号踏切に到着。周りに家も無いし、そもそも踏切を探すのに苦労するのでは、この踏切は必要ないのではと思うが。

信貴山口2号踏切
 
信貴山口  新大阪 15:06発 ひかり123号 岡山 16:12発 マリンナライナー43号  (讃)高松 17:08着

 
新幹線(326-3409)で16:00岡山着、マリンライナー(クロ212-3)に乗りかえる。この列車は、発車直前だと着席できなかった事が今まで幾度かあったのでみどりの窓口へとダッシュ。が、長い列が。ところが、特急券の券売機は列は無し。駅員氏に聞くと、普通車指定席も買えるとの事。指定席とグリーン席の料金差は、440円なのでJRカードでグリーン券購入。

高松泊 
 高松東急イン宿泊。株主優待券で3割引なのが、ありがたい。

**2001年2月11日(日)**  晴れ

 琴電 片原町 8:12発  瓦町  琴電屋島 8:25着

 片原町から、琴電(1073)に乗車。次の瓦町で志度線に乗り換える(625)。瓦町駅は、大手私鉄のターミナル駅のように立派である。いつ来ても綺麗で清潔である。

 屋島ケーブル

1 義経
 琴電屋島駅で下車し、屋島ケーブルまで歩く。記憶では琴電屋島駅のすぐ前だと思っていたが、少し距離があった。といっても、僅か4分しか掛からなかったが。
 8:55発の一番列車(1 義経)に乗車。かなり、古風な車両だ。5分程で、屋島山上駅に到着。早速、駅舎の写真を撮る。帰りは、(2 辨慶)に乗るため、9:35発までの時間、屋島寺を目指す。結構距離があるので早歩き、15分ほどで到着。寺の写真をカメラに収め、すぐに戻る。
 ここで、困った事に、フィルムが終了。フィルムを求め、みやげ物店を探す。リバーサルフィルムなどと贅沢な事は言わないが、感度400では天気が良いため、最高シャッタースピードが1/500の愛機CONTAX T−2では、露出オーバーになってしまう。世の中の標準フィルムは、感度400になったようで、数件目でやっと感度100のフィルムを購入。そして、ケーブルカーに駆け込み、すぐに発車。

 琴電屋島 9:55発  (讃)高松  徳島  甲浦 15:21着 

 琴電屋島から(627)瓦町で乗換え(607)10:18高松築港着。少し歩きJR高松駅へ。KIOSKで、さぬきうどんを買い徳島行 特急うずしお7号(2101)に乗車。定刻の10:51に発車し徳島着。牟岐行の列車まで約30分あるので途中下車し、駅近辺でリバーサルフィルムを探すが結局見つからず。
 徳島駅に戻り、551D牟岐行(キハ47 191)に乗車、4分遅れで牟岐14:49着。当然14:47発4555D甲浦行は待っており、こちらも、4分遅れで出発(キハ 2147)。残念ながら、阿佐海岸鉄道の車両ではなかった。未乗線区であった阿佐海岸鉄道もあっと言う間に乗り終え甲浦に到着、車掌にきっぷを手渡す。
 
 甲浦 バス 牟岐16:45発  徳島  徳島港 高速船 和歌山港 20:13発  和歌山市

 このまま、折り返してもいいのだが、バスで牟岐に戻る事にした。小型のバスで海岸線を走り牟岐駅へ。16:44発の阿波池田行 特急剣山9号(キハ185-19)で徳島へ向かう。
 景色も暗くなりはじめ、まもなく徳島駅へ到着。私も含め乗客の大半は下車するらしく既に並んでいる。ところが、駅手前の踏切で停車。信号待ちか?列車は、数分経っても動かず、ふと見てみると窓の外には数名の警官やJR職員が、どうやら人身事故らしい。結局17分遅れで徳島着。徳島港へは、バスを諦め、タクシーで向かう。
 南海フェリーに乗船するのは、2度目である。随分前の事だが、前回は和歌山港−小松島港を乗った。そう、小松島線健在の頃である。和歌山港から南海電車(7034)で和歌山市へ、そこからバスで和歌山駅へ。
 
和歌山泊 

 バスで、和歌山駅に到着。ホテルにチェックインする前に、井出商店へ向かう。(知らない方は、検索サイトで検索すると無数にヒットします) ここは、TVチャンピオンで有名ならーめん店である。新横浜ラーメン博物館に1年間出店していたが、長蛇の列で食するのを諦め、その時、和歌山で食べようと心に決めたのです。
 今回、和歌山へ足を伸ばしたのは井出商店が目的だったのです。店の位置は予めインターネットで調べておいたので、すぐに発見。21時近いのに店の外に行列が。でも、回転もよく、すぐに念願のらーめんを食べる事ができました。
 味については、このホームページは、ラーメンのホームページではないので評論しません。 
 和歌山ターミナルホテル宿泊。JRカードで1割引、ちょっとだけありがたい。

**2001年2月12日(月)**  晴れ

 和歌山 8:05発  御坊 10:23発 紀州鉄道 西御坊 10:31着
 西御坊 10:40発  JR難波  14:27着 桜島  ひかり124号 新横浜 17:56着


キテツ 1
 早起きできたので、331M藤並行(モハ113-7059)に乗り、途中乗換え、333M紀伊田辺行(モハ113-7057)で御坊着。のはずだったが、恥ずかしい事に、なぜか、ぼーっとしていて、御坊を過ぎてしまった。道成寺から1駅戻り(クハ111-5567)、紀州鉄道に乗車。紀州鉄道は中小私鉄にしては、本数が多いので事なきを得たが、地方での乗り過ごしは、通常致命的なミスとなる。
 紀州鉄道は、紀伊半島にある2.7キロと短いローカル私鉄である。が、本社は東京都千代田区にある。箱根や熱海他全国にホテルを展開している、リゾート関連の会社である。
 ここも私にとって初乗車となる。昨年7月から運行しているレールバスに乗る (キテツ 1に乗車)、列車はゆっくりと走り、西御坊に到着。窓口で入場券と学問ゆき、御坊ゆきの片道券を購入。更に御坊までの往復券とJR道成寺までの連絡券も購入。それと実際に使う御坊ゆきを買う。もちろん、すべて硬券である。
 御坊から、特急 スーパーくろしお (モハ 380-33)で和歌山へ、紀州路快速、関空快速と利用し、りんくうタウンへ、そこで南海に乗換え空港急行で難波で下車。地下街をJR難波駅へと歩く。この駅を私は、湊町からの駅名改称後また地下駅となってからは利用していないので行ってみたくなったのだ。予想通りの、こじんまりとした綺麗な駅に生まれ変わっていた。
 新今宮で大和路快速に乗換え西九条で下車。桜島線 桜島行の電車(モハ 102-102)に乗る。桜島駅は、99年4月に移設され営業キロが0.1キロ増えたので、今回はそれを乗ろうという訳だ。電車は、安治川口に止まり、まもなく開業のユニバーサルシティ駅を通過し終点桜島に到着。桜島駅で横浜市内までの乗車券を買い帰路に着いた。