馬路村森林鉄道インクライン
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高知県馬路村
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エコパワー 水力式ケーブルカー |
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昔、木材の運搬に急斜面ではインクラインが使用されていました。 そのインクラインを観光用に復元。また、動力は水力を用いている。 水の重みで上下する 馬路村のサイト |
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アクセス | 安芸から、高知県交通バス「馬路」行または「魚梁瀬」行で約50分、馬路下車。 バスは、1日3〜4往復程度 要確認 |
車の場合 | 国道55号安田町から、県道12号安田東洋線を約20km、30分で馬路村着。 |
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2004年5月9日(日)に、馬路村インクラインに行って来ました。 馬路村のインクラインには以前から訪れたかったのですが、運行日が日曜というのが足を遠のける要因となっていました。が、今回念願の馬路村行きとなりました。 当日、ANA561便で羽田から高知へ。高知空港へ降りるのは、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線開業のおととしの7月以来である。交通の便が芳しくないため馬路村へはレンタカーを利用する。空港からトヨタレンタリース高知空港店へと歩を進める。(レンタカーはネットで予約済) 10時15分頃出発。馬路村まではカーナビだけが頼り。なお、外はあいにくの雨、インクラインが空いてていいや と気を取り直す。国道55号線を安芸方面へ進む。途中、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線と何度か交差する。安芸市を過ぎ県道12号線を北へと向かう。11時40分頃馬路に到着。 インクラインに乗車する。車両下部に備え付けられているタンクから水を抜き、上へと昇り始める。ラックレールと歯車がかみ合う時に音がする。エンジン音だと勘違いする人もいるそうだ。 ケーブルカーの場合、運転する人は巻上機を操作する人を指すが、ここでは、正に車両に乗っている乗務員が運転手だ。 山上で運転席横のコックをひねりタンクに水を注ぎ込む。そして、車両を山下へ進める。 インクラインを一往復楽しみ、12時30分に馬路を後にする。なお、今回乗客は私のみでした。運転手の方どうもありがとうございました。 ということで、高知を後にしました。ちなみに、レンタカー料金6,247円 ガソリン代は、1,339円(税込み)でした。 |
水力ケーブルカーのしくみ ケーブルカーは、巻上機でケーブルを引っ張り車両は昇って行く。巻上機は電気によって動く。 馬路村のインクラインは、釣瓶式のため1両の車両はウエイト(重り)とケーブルで繋がっている。車両が上る時は、当然ケーブルに引っ張られ昇って行くのだが、巻上機の力を使用していない。 車両が、上から下へ移動する時は車両下部に設置しているタンクに水を注ぎ込む。ウエイトより重くなると車両は下へ下がって行く。 下から上への移動には、タンクから水を抜く。ウエイトより軽くなると上へと動き出す。 当然、乗客の人数により水の量が変わってくる。 なお。ブレーキにより速度調整しながら進む。 |
インクラインのりば |
馬路村インクライン |
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前面にエコパワーと表記 |
水力式について説明 | ||||||
座席とシートベルト |
車輪 |
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ラックレールとケーブル | 案内車輪 |
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運転席 |
ブレーキペダル サイドブレーキ |
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タンクから水を抜いている |
まもなく到着 |
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車両上部 |
非常時にケーブルを押さえつけるプレーキ |
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水を注ぎ込むコック |
水が注ぎ込まれている |
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インクラインからの景色 |
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馬路森林鉄道 | |||||||
機関車 |
森林鉄道乗車券 | ||||||
森林鉄道については、今回は乗車券のみ購入し、乗車しませんでした |