レールマウンテンバイク(旧神岡鉄道)と路面電車富山駅乗り入れ区間
 開通初日 立山雪の大谷は不発


2017年4月14日~15日

( )は、乗車車両の車号です
今回の乗りつぶし区間
富山地方鉄道
南北接続線(富山駅-支線接続点
0.2キロ 2015年3月14日開業
レールマウンテンバイク(旧神岡鉄道) 2.9キロ 乗りつぶし対象ではありません
 
  旧神岡鉄道のレールを自転車で走るレールマウンテンバイクを体験したく(特に連合いが)岐阜県飛騨市神岡町へと行くこととしました。
旅程ですが、富山駅からレンタカーで神岡に向かい高山でレンタカーを返却し、下呂温泉に宿泊、名古屋経由での帰宅を考えていましたが、天候を鑑み旅行日を決めたのが2日前であったため、富山駅から高山駅乗り捨てのレンタカー手配ができず、車は富山に返却することととなったため、下呂温泉宿泊は断念しました。
 今回、レンタカーを利用するのは、レールマウンテンバイクへのアクセスが悪いためです。公式サイトに「公共交通機関の利便性が低いため、お車でお越しいただくことをおすすめいたします」と記されています。

 前述したとおり、レンタカーは富山に返却するため、富山で宿泊することとしました。そこで、翌日に立山黒部アルペンルートの室堂の「雪の大谷に行くこととしました。
但し、運の悪い?ことに、その日は立山黒部アルペンルートの開通日ということでかなりの混雑か予想されています。当サイトでも記しているように、立山ケーブルカーは乗車便を予約することが重要です。予約済みのツアー客が優先ですので、当日の乗車はかなり困難そうです。ちなみに、WEB予約枠も、当然空きはありませんでした。 個人のサイトでは、「開通日は立山駅に始発前から並び数時間待ち乗車できた」との書込みもありましたが、富山地方鉄道のサイトに電鉄富山駅でアルペンルートの切符を発売するとの案内があり、それを購入することとしました。
 
内容は、
立山ケーブルカーの発車時刻指定
・電鉄富山から室堂往復 または 電鉄富山から扇沢へ抜ける 乗車券
・発売開始時刻は、14日の14時および15日の5時で、数に限りがある。
というものです。

この切符を買えば、立山駅で長時間待つことを防げます。但し、発売開始の14日の14時は、レールマウンテンバイクに乗っているため購入することできないため、やむ終えず、15日の朝5時に購入することとし、宿泊は駅直結の富山地鉄ホテルに決めました。
 なお、乗車券センターに電話で確認したところ、14日に売りつくしてしまい、15日発売分が無いということは無いそうです。
 

 **2017年4月14日(金)
**  晴れ

東京 8:12発 かがやき521号  富山 10:27着
レンタカー 富山11:00発  レールマウンテンバイク(旧神岡鉄道)  16:20 返却
富山駅 17:13発 地鉄ビル前 17:19着 


 今回の旅行は、レール&レンタカーを利用した。JR乗車券、特急券が割引となるのが嬉しい。新幹線の特急券は前日に購入したが、かがやき号を確保することができた。なお北陸新幹線は4度目の乗車となるが、かがやき号利用は初めてである。
 東京を8:12に出発し
(E723-14)、定刻に富山駅に到着し、レンタカーで神岡へと向かいました。
 
 神岡鉄道神岡線

猪谷駅(富山県富山市)-奥飛騨温泉口駅(岐阜県飛騨市) 19.9キロ
日本国有鉄道の神岡線を1984年に、神岡鉄道(第三セクター鉄道)が引き継いだが、神岡鉱山からの硫酸輸送の打ち切りにより2006年11月を持って運行を終了した。

レールマウンテンバイクは2007年の実験運行から始まり、現在に至っており、2台の自転車をフレームに固定した軌道自転車(レールバイク)でレール上を走る。
区間は、旧奥飛騨温泉口駅-旧神岡鉱山前駅 2.9キロ の往復となる。
 
 90分ほどで、旧神岡鉄道の奥飛騨温泉口駅へと到着し、まずは受付をして料金3,000円支払います。なお、予約は昨日済ませています。
今回走行する5便13時30分は8組が参加するようです。出発まで時間があるので、駅構内をうろうろしました。神岡鉄道のヘッドマークや記念乗車券が展示されております。やがて、出発が近づき説明ルームでヘルメットを受け取り、注意事項の説明を受けいよいよ出発です。なお、走行に際しての約束事は、車間距離は20メートル開けること。自転車から降りてはいけない等です。


 奥飛騨温泉口駅

奥飛騨温泉口駅名表示板
 TICKET
 おくひだ号ヘッドマーク
 神岡鉱山で使用された電気機関車  立山砂防軌道の機関車が展示

 説明ルーム  ヘルメット

  説明および実車を見て分かった、レールマウンテンバイクのしくみは以下のとおりである。
フレームの前後左右に4つの車輪を配している。レールから脱線しないようフランジ付の車輪である。そのフレームに2台の自転車を固定している。
自転車の前輪は浮かしてありレールには接触していないが、後輪はレールに乗っているので自転車を漕ぐと進む。
自転車の前輪はレールに接触していないため、前ブレーキは効かず、後ブレーキを使用することとなる。
なお、自転車は、電動アシストである。
公式サイトではハイブリッド車と表記。

レールマウンテンバイク 前車輪

 後車輪

 スタートはホーム上から滑り降りる
 

奥飛騨温泉口13:37 (神岡大橋13:41 飛騨神岡13:46 鉱山前13:51
鉱山前14:01 飛騨神岡14:09 (神岡大橋14:19 奥飛騨温泉口14:18

 13時30分となり、最初の組から出発です。座席の高さを調整してもらい、いよいよ我々の番となりました。
レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」の発車です。なお、乗車車両?は、16号車でした。
 出発地点はホーム上ですが、ここからホーム下へと滑り落ちます。数10メートル進むと、カメラマンが待ちかまえています。観光地お決まりの写真撮影です。いつもは興味が無いのですが今回だけは写真が欲しいと思い、予め予定していたポーズを取ります。
 往路は下りなので楽です。前後の自転車の感覚を気にしながら進みます。ロングレールではないのでレールの繫ぎ目でガタンゴトン音がするのが心地よい。駅を通過している時は、まさに鉄道気分。最高の電車ごっこである。
 道路をアンダークロスし、神岡大橋駅を通過する。右側に民家が続く。そしてトンネルへと入る。中は涼しく少し寒い。遠くに出口が見える。トンネルを抜けると飛騨神岡駅である。
駅を通過すると、またすぐにトンネルである。今度のトンネルはカーブしているので出口が見えなません。右にゆっくりカーブをしていくと光が見えてきました。そしてトンネルを抜け、緑の中を進みます。やがて、遠くに鉱山前駅が見えてきます。ポイント(分岐器)で右へと誘導されゴールへとたどり着きました。
 神岡鉄道は単線のため、全ての自転車が到着するまで待ちます。なお、最後尾の係の方のバイク車両が到着し往路は終了となりました。

 当たり前ですが、帰りは逆方向に進むため自転車を反対方向に向けなければなりません。係の方がレールマウンテンバイクを反対方向に配置し終わり、順番にスタートします。なお、帰路は登りとなります。途中に「この先難所」や「ここから上り坂の表示があります。10数分漕ぎ続け、おくひだ号が見えてきて、いよいよゴールです。最後にホーム上へと一気に駆け上がり終了となりました。
 今回のこのコースは、サイトではまちなかコースと紹介されていますが、今秋より渓谷ルートを営業開始予定です。
 
 レール上を走る

 飛騨神岡-鉱山前
 ポイント(分岐器)
往路の終点 折り返し地点 
  鉱山前駅

トンネルを抜けると飛騨神岡駅

  おくひだ1号

  レールマウンテンバイクを終え富山へと戻ります。16時20分にレンタカーを返し富山地鉄ホテルへと向かいます。ホテルに入る前に電鉄富山駅に立ち寄ると、本日14時から発売のアルペンルートの切符がまだ残っておりました。机の上に時間が指定されたケーブルカーの件が並べられており、それに室堂往復または扇沢片道の乗車券を組み合わせるようです。これで、明日の朝は早起きしなくてすみました。獲得したケーブルカーの時刻は9:40発です。

 ということで、ホテルにチェックインします。富山地鉄ホテルということで富山地方鉄道のグッズも販売されておりました。フロントで市内路面電車半額利用券を頂いたので、このホテルだけですか? と尋ねたところ他のホテルでも実施とのこと。路面電車は富山地方鉄道なので、このホテルの特権かと思ったのですがサイトで調べると、富山市が宿泊客のために提供しているとのことです。

 ホテルで一休みした後、連合いはお土産を求めにホテル隣の「とやマルシェ」に向かいますが、私は乗りつぶしをします。
富山市の路面電車事業として、富山地方鉄道富山軌道線と富山ライトレールを繋ぐこことが計画されています。その路面電車接続第1期事業として、富山駅南口広場から新幹線富山駅高架下までが新幹線開業日と同日に開業いたしました。なおその際、富山駅前は電鉄富山駅・エスタ駅前に改称されました。
 新幹線の改札を出るとすぐに路面電車の富山駅となります。非常に近いです。豊橋、岡山、広島、熊本、鹿児島が新幹線の駅から路面電車が出ておりますがこんなに近いのはありません。ちなみに駅名が富山駅ですので、駅を付けると、富山駅駅となります。ちなみに富山市のサイトでは、富山駅駅ではなく富山駅停留場と表記しています。
 早速、富山駅から乗車します。(7017)電鉄富山駅・エスタ前まででは、あまりにも近いので、地鉄ビル前まで乗車しました。ここでも近いのですが、信号待ちが多く6分の旅となりました。歩いた方が早かったかも知れません。

高架下乗入れ前 高架下乗入れ後

高架下に位置する
駅名表示板 
 折り返しとなる


新幹線改札口からすぐ
 
 市内電車半額利用券

 
 **2017年4月15日(土)**  晴れ (室堂は吹雪

電鉄富山 7:52発  立山 9:02
立山 9:40発  9:48着 美女平  9:59発 高原バス 室堂 10:57
室堂 13:10発 高原バス  14:05着 美女平 14:21発  立山 14:29
 
立山
 15:06発  電鉄富山 15:53着
富山 16:33発 はくたか570号  上野 19:06着

 6時30分にホテル内で朝食を取ります。レストランの窓から下を眺めると電鉄富山駅の改札を見ることができました。
食事をすませチェックアウトし、7時52分発の列車に乗るため改札に並びます。発車30分前で先頭となりました。
その後、発車15分前に入場となり着席します。座席はすぐに満席となりました。
列車は定刻の7:52に発車しました。(モハ14774)アルペンルート開通初日ということでしょうか。英語での観光案内も含めた車内アナウンスも行われています。そして列車は立山町へと入ります。稚子塚駅では、立山北部小学校の生徒が手を振っています。その後各駅で住民の方が手を振っていました。

 1時間程列車に揺られ、立山駅へと到着しました。ケーブルカー乗り場の2階へと上がると大混雑です。但し、9割以上が中国、台湾からの観光客と思われます。日本人はほとんどいません。駅員も私にジャパニーズ片仮名英語で話しかけてきます。そして、ケーブルカーの指定時刻となり立山から美女平へと移動しました。
なお、立山ケーブルカーが2014年に開業60周年を迎えた際行った高山植物の花と立山ゆかりの動物をモチーフとしたラッピングは残っておりました。
 次は高原バスとなりますが、この乗換はスムーズに進みました。バスは発車するとぐんぐん山を登って行きます。途中から少し雪がちらつき始めます。雪が段々強くなり、室堂に着くころには猛吹雪となっておりました。
 そのために、何と「雪の大谷ウォークは中止となっておりました。ということで、落胆しつつ帰路へと着きました。

 
ホテルからレールが見える

 小学生が歓迎

混雑するケーブルカー乗場

動物、植物をラッピング
雪の壁

ウォーク中止を知らせる看板
雪の大谷はこの先

帰りは 元西武レッドアローに乗車
 
 雪の大谷通行証